【クキシロビショップ・瞬間10位】ダーモボーさん マリガン・立ち回り完全ガイド 【シャドバWB】

アズヴォルト・レヴナント

ダーモボーさんがビショップクラスでBEYOND瞬間10位を獲得したクキシロビショップ。盤面形成・疾走打点での押し込み・相手からのリーサルケアなど、複数の攻撃的/防御的な判断を同一ターン中に行う必要がある「攻防一体のデッキ」——それがこのクキシロビショップです。対面によって面処理に徹するか、「ホーリーファルコン」の顔進化で早期決着を狙うかを使い分ける器用さが持ち味となっています。本記事は、そんなダーモボーさんご本人へのインタビューをもとに構成しています。

結論|まず押さえたい点
コンセプト
盤面形成・疾走打点の押し込み・相手からのリーサルケアを同一ターン中にこなす「攻防一体」のデッキ。キーカードの「霧巻花・クキシロ」を中心に据えつつ、対面に応じて処理札の質とキープを柔軟に変える判断力が求められる。
勝ち筋
序盤の対応を誤ると押し切られる相手には処理札を厚めに持ち、盤面処理に徹しながら「ホーリーファルコン」だけで顔を削る。逆に長引くほど不利になる相手には、「霧巻花・クキシロ」着地後から「ホーリーファルコン」の顔進化で一気に攻め切り、短期決戦に持ち込む。どちらの場合も「希望の光彩・リテュエル」や「窮鼠の斎女」などの処理札と「土の理・ガレヲン」などの守護でリーサルをケアしながら勝ち筋を手繰り寄せる。
キーカード
「霧巻花・クキシロ」、「大遊戯世界」、「崇奉の怯者」、「希望の光彩・リテュエル」、「土の理・ガレヲン」、「窮鼠の斎女」、「享楽の上位市民」、「霧巻花の激憤」
スワイプ・ドラッグでめくる5枚の要点カード
1コンセプト

攻防一体のデッキ

盤面形成、疾走打点での押し込み、相手からのリーサルケアなど、複数の攻撃的/防御的選択を同一ターン中に行う必要があるため「攻防一体」と呼ばれる一台。

2最優先キープ

「霧巻花・クキシロ」、「大遊戯世界」、「崇奉の怯者」を最優先で握る

「霧巻花・クキシロ」はデッキのキーカードで引かないと始まらない。「大遊戯世界」は「霧巻花・クキシロ」を探しに行けるが後半は腐りやすい。「崇奉の怯者」は2ターン目を埋めつつ置けたときのバリューが高い。

3対面ごとの勝ち筋

ナイトメアは面処理徹底、エルフは「ホーリーファルコン」の顔進化

ミッドレンジナイトメアには無理に攻めず面処理に徹し「ホーリーファルコン」だけを通す。ダストデイズエルフには「霧巻花・クキシロ」着地後、「ホーリーファルコン」の顔進化で早期決着を狙う。

4立ち回りの軸

相手ターン中のコスト消化パターンを事前に用意しておく

アドリブ性の高いデッキだからこそ、9PP時の5+3+1、3+3+3のような組み合わせをあらかじめ検討しておくと安定する。

5ワンポイント

「ホーリーファルコン」がすべて揃ってリーサルが決まる瞬間が一番気持ちいい

「ホーリーファルコンが○枚出ればリーサルだな」で出た「ホーリーファルコン」がすべて揃ったときの気持ちよさは何にも代えがたい。

マリガン

デッキの核となる「霧巻花・クキシロ」を最優先にしつつ、対面に応じて処理札の質とキープの方向性を変えるのがこのデッキのマリガンの基本方針です。

① 最優先(キープ)
・「霧巻花・クキシロ」:デッキのキーカード。引かないと始まらないため最優先でキープします。

・「大遊戯世界」:「霧巻花・クキシロ」を探しに行けるカードですが、後半はカウントが進まないまま盤面の邪魔になりがちなので、終盤の扱いには注意が必要です。

・「崇奉の怯者」:2ターン目を埋めてくれるうえ、置けたときのバリューが高いカードです。ただし後半は使いづらくなります。

妥協キープ:
「刻みし約束」「結びの使徒」は、ナイトメア対面かつ「享楽の上位市民」or「土の理・ガレヲン」が見えていないときに限り妥協でキープすることがあります。「キュートな悪魔・リリム」に殴られ続けるのを避けるためです。

② 対面キープ

対面キープの大まかなイメージは、エルフ・ロイヤル・ナイトメア・ネメシスのような序盤を放置するとマズい相手には処理札を持ち、ドラゴンにはランプ行動にリスクをつけたいのでこちらが殴れる札を持ち、ビショップミラーはゆっくり準備できるのでドロー系統を持つ、といった感じです。(ウィッチは序盤に魔手や実験体を放置するとマズいのですが、確実に来るとも限らないため、ゆるく5コストAoEを1枚持つ程度の心持ちです。)

「希望の光彩・リテュエル」、「土の理・ガレヲン」をキープします。

「希望の光彩・リテュエル」、「土の理・ガレヲン」、「享楽の上位市民」、「海蝕の三叉槍」、「結びの使徒」をキープします。

「窮鼠の斎女」or「希望の光彩・リテュエル」、「土の理・ガレヲン」をキープします。

「結びの使徒」、「英雄幻視・トルー」、「土の理・ガレヲン」をキープします。

「窮鼠の斎女」or「希望の光彩・リテュエル」、「土の理・ガレヲン」、「海蝕の三叉槍」をキープします。

「レフィーエの宝石」、「堅固なる霧巻花」をキープします。

「希望の光彩・リテュエル」、「土の理・ガレヲン」、「海蝕の三叉槍」をキープします。

対面ごとの立ち回り

数ある対面の中でも、特に判断が分かれるミッドレンジナイトメアとダストデイズエルフの2つを取り上げます。

基本的には序盤から終盤まで全力で盤面処理に徹します。ミッドメア側が相手リーダーにダメージを与える方法は、①処理漏れしたフォロワーで殴る、②「ガロダートVSゼット」で疾走、③「デッドプレゼンター・マクミラン」のバーン、の3種が主です。このうち②③は「清純なる白狐」の守護で比較的容易に行動を阻害できるため、盤面処理を徹底していれば比較的優位に立てます。

無理してこちらから攻める必要はなく、面処理に関与しない「ホーリーファルコン」だけをチクチク殴らせればOKです(イメージとしてはドラゴンのバーンドナイトコンシードプランに近いかもしれません)。とはいえミッドメアの盤面形成能力も高いため、処理札が切れそうであれば顔を詰めてリーサルケアを強要するなど柔軟に対応します。

「デーモンドラム・ラズ」・「幽冥の中尉」が絡む都合上、「窮鼠の斎女」の価値が非常に高く、中盤から終盤までどこでも活躍するのでできるだけ引きたいカードです。「窮鼠の斎女」を連打できる対面でもありますが、「窮鼠の斎女」は手札を燃やすとAoEが発動しないため、ハンド管理には注意が必要です。

ポイント:序盤から面処理を徹底し、「ホーリーファルコン」だけで顔を削るのが基本方針。処理札が切れそうな場合のみ、顔を詰めてリーサルケアを強要する。「デーモンドラム・ラズ」・「幽冥の中尉」のために「窮鼠の斎女」の価値が高く優先して引きたいが、連打時は手札管理(AoE不発)に要注意。

「ホーリーファルコン」の顔進化で先に攻めて勝ちたい対面です。対戦が長引くほどダストデイズ側の盤面が強くなり、処理漏れが致命傷になりかねないため、できるだけ短いゲームで決め切ることを目指します。

序盤からダストデイズが接地するまでのターンはそこまで攻めが強くないため、適当に面処理を行います。相手が3コンボを稼いでいる間に、こちらは攻めの準備(ドローアミュレットの事前設置など)を進めます。「霧巻花・クキシロ」が着地したターンからは、可能な限り「ホーリーファルコン」で顔を削っていき、勝利を目指します。

ライフレースで勝つプランを取るのは、「煙管の咎人・マガチヨ」が盤面処理と打点を両立してくるためです。フルバフの「煙管の咎人・マガチヨ」が通ると簡単に形勢不利に陥るうえ、「清純なる白狐」の進化置きや「土の理・ガレヲン」を添えるといったケアをしても、横の「フェアリー」や「緋岸橙酔」などで貫通されがちです。そのため急いで勝ちにいく必要があります。

出目が「清純なる白狐」寄りだった場合、「煙管の咎人・マガチヨ」に強く出るのは難しいため、「離合の有終・セタス&メイシア」を想定して盤面を作ったり、縦の処理カードを探しにいくターンにするのがおすすめです。可能であれば進化権も温存しておきます。中盤、相手がダストデイズを探しているなどで弱いターンがあれば、その隙に「英雄幻視・トルー」の顔進化や「希望の光彩・リテュエル」のバーンで顔を削っておくと、後々効いてくることが多いです。

ポイント:「霧巻花・クキシロ」着地後は「ホーリーファルコン」の顔進化で最速決着を狙う。「煙管の咎人・マガチヨ」のフルバフ通過は致命的なので、出目が「清純なる白狐」寄りの場合は「離合の有終・セタス&メイシア」想定で盤面作り・縦処理探しに切り替え、進化権も温存する。相手の弱いターンには「英雄幻視・トルー」顔進化や「希望の光彩・リテュエル」のバーンで先んじて削っておく。

採用候補と入れ替え候補

自由枠:「大遊戯世界」、「霧巻花の激憤」、「享楽の上位市民」、「土の理・ガレヲン」の4種です。

「大遊戯世界」は「霧巻花・クキシロ」を探しに行けるカードが増えるのがメリットですが、後半に死に札になるカードが増えるのがデメリットです。採用枚数はお好みで構いませんが、2枚がちょうどよくおすすめです。

「霧巻花の激憤」はドロー効率がよく、手札が薄いときほど輝きます。ただし後半以外は使いにくいカードです。採用枚数は0〜2枚で、「大遊戯世界」と合わせて枚数調整するとよいでしょう。

「享楽の上位市民」は序盤の小粒な横並べを一掃できる性能が唯一無二です。ハンド不足の負け筋を生み出すこともある難しいカードですが、意外と後半でも手札整理に使えて便利です。「霧巻花・クキシロ」は処理札の欠損でこけるパターンが多いため、1〜2枚は欲しいところです。

「土の理・ガレヲン」は「享楽の上位市民」と同様に序盤のライフを守るのに有効です。能動的に出せる低コスト守護という点が優秀で、終盤にも役割があります。特にスカーレットの4点AoEに耐えられるのが強みです。1〜2枚は欲しく、「享楽の上位市民」と「土の理・ガレヲン」の合計枚数が3枚になるよう組むのがちょうどよいでしょう。

現在のリストには採用していませんが、「天書授与」は必ずアミュレットを2枚引く=必ずトークンが2体出るという性能にブレがなく使いやすいカードです。「霧巻花の激憤」との入れ替え候補になります。

◆ あえて不採用にしたカード

①「ミラクルアルミラージ」
ドラゴン対面の序盤殴り要員兼トルーのアクト起動装置として一時期採用していましたが、役割範囲が狭く、対ドラゴンの勝率にもそこまで寄与していなかったため外しました。

②「ブレードエンジェル」
計6/6分のバフが可能で勝ち筋を増やせそうなカードでしたが、コストが7であるためこれを引くとトークンが出ないという負け筋も増やしてしまい、不採用にしました。少し使ってみた体感では、負けを呼び込むことの方が多かった印象です(負け筋に繋がった印象の方が強いだけかもしれませんが)。

カードの切り方とプレイングの指針

攻防一体の判断を毎ターン意識する。盤面形成、疾走打点での押し込み、リーサルケアのいずれを優先すべきかを、対面と展開に応じて柔軟に切り替える。
対面キープを踏まえて処理札の方向性を変える。序盤放置がマズい相手(エルフ・ロイヤル・ナイトメア・ネメシスなど)には処理札を、ドラゴンにはランプにリスクをつける殴り札を、ビショップミラーにはドロー系統を、といったようにキープを調整する。
対面ごとに「受けて詰める」か「早期決着を狙う」かを切り替える。ナイトメアには面処理を徹底して「ホーリーファルコン」だけを通し、エルフには「霧巻花・クキシロ」着地後の「ホーリーファルコン」の顔進化で短期決戦に持ち込む。

ワンポイントアドバイス

アドリブ性・ランダム性がものすごく高いデッキなので、最適解がわからなくても見えた択で突っ込んだ方がいいです。クキシロビショップを使い始めたばかりのビギナーでも、「なんとかなれ!」でプレイする場面は多々あります。

一応、相手ターン中にコストがきれいにくっつく択をいくつか検討しておくと、「なんとかなれ!」の場面が減ります(9PP時に5+3+1、3+3+3の組み合わせを見ておく、など)。

「ホーリーファルコンが○枚出ればリーサルだな」と思っていたときに出た「ホーリーファルコン」が全部揃った瞬間の気持ちよさは、何にも代えがたいものがあります。

— ダーモボーさん(このデッキで一番気持ちいい瞬間・投稿より)

引用元