まっすーさんが20勝10敗でBEYOND到達に使用し、その後瞬間2位まで達成したクレストビショップ。「絶望の顕現・マーウィン」のクレスト効果を軸に、相手のフォロワーや体力へ継続的にダメージを与え続けるコントロールデッキです。マーウィン以外のクレスト効果もすべて優秀で、「安息の神殿」「輝く失意」といったカードによる豊富な回復量と継続的な打点量を両立できるのが強み。序盤を凌ぎ切り、クレストを貯めてから盤面制圧と回復で相手のリソースを枯らし、最後はリーサルを組み立てて詰める——その受けから攻めへの切り替え方を、ご本人のインタビューで掘り下げます。
クレスト効果で継続的に削り、回復で受け切るコントロール
マーウィンのクレスト効果を軸に相手の盤面と体力に継続ダメージ。豊富な回復量と継続打点を両立する。
「絶望の顕現・マーウィン」「安息の団結者」
マーウィンは主軸で、進化を切れるかで勝率が大きく変わる。団結者はマーウィンやクレスト付与カードをサーチできる潤滑油。
序盤を凌ぎ、クレストを貯めて受け切る→リーサル
失意や神殿をアクティブにできれば受けが安定。「《世界》の提示」で盤面を一掃しながらクレスト効果でリーサルを狙う。
対面でクレストの使い所を調整する
魔手は無欠の時計と安息の神殿の使い方が鍵。ミッドレンジは序盤さえ凌げば有利。ランプドラゴンは早期疾走が課題。
ドレインケアで相手に「究極の2択」を迫る
空盤面にすれば「輝く失意」が素通り、盤面を並べれば10点ドレイン。相手にどちらも嫌な選択を突きつけられる。
マリガン
主軸の「絶望の顕現・マーウィン」と、それをサーチできる「安息の団結者」を軸にキープします。マーウィンに進化を切れるかどうかで勝率が大きく変わるため、この2枚へのアクセスを最優先に組み立てます。
・「安息の団結者」:マーウィンやその他クレスト付与カードをサーチできる、デッキの潤滑油。
妥協キープ:
・「朋友の学級」:序盤にドローしてキーカードを探しにいけるためキープ。
※プレイ後に団結者へ行ける動きが担保されている場合、手札が溢れてしまうため、その時は序盤でプレイすべきか、後半で回復兼リソースとして使用するために温存するか検討します。
対面別のキープ変更:
・ミッドレンジ対面:「無欠の時計」「セイントフラッシュ」「海蝕の三叉槍」をキープ。序盤に相手のフォロワーを処理し、ライフをカットしつつ、マーウィン・団結者を進化ターンに安着させることが大事。
・魔手ウィッチ対面:「無欠の時計」をキープ。設置しておくことで天晶の魔手を並べる動きを牽制でき、終盤にも効いてくる。
・ドラゴン対面:「輝く失意」を1枚までキープ。クレスト付与カードを引きつつ、失意を何枚引けたかで勝率が変わる。
対面ごとの立ち回り
このデッキは対面ごとにクレストの使い所と受けの組み立てを変えます。特に意識したいのが、五分〜微有利の魔手、有利のミッドレンジ、微不利のランプドラゴン。この三つの軸を押さえておくと立ち回りが安定します。
「無欠の時計」を盤面に設置しておくことが重要です。「旧き天晶・カルギデンスラ」+αの動きに対して天晶の魔手をアクトで処理することで、除去と回復のハードルが下がります。「安息の神殿」をアクトするタイミングを調整して空盤面にすると、バリアを剥がす手段が基本的に魔恋の天晶とカルギデンスラの疾走に絞られます。天晶の深淵のZのダメージを与えるために魔手側のプレイの要求値が上がるため、「安息の神殿」の使い方が重要です。「アルビオンバハムート」のクレスト消滅をもらっても大丈夫なように、進化権とマーウィンを温存できる場合は温存します。
対象はエルフ、ロイヤル、ミッドレンジナイトメア、AFネメシスなど。序盤さえ凌げれば、「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」のクレスト付与後の「干絶の顕現・ギルネリーゼ」による10回復や、「安息の神殿」による疾走打点の大幅カットで、容易に受け切ることが可能です。序盤にライフで受けていても、「安息の継承者・ヒメカ」のクレスト効果でロックして1ターンもらうことができれば、かなり優位に立ち回れます。
相手のランプを容易に許してしまうため、早期に疾走されると厳しい対面です。なるべく早くクレストを貯め、「輝く失意」や「安息の神殿」をアクティブにできる状態を作りましょう。
採用候補と入れ替え候補
自由枠(入れ替え候補)については、次のように調整の余地があります。
・「空の命運を握る少女・ルリア」→「図書室の魔女・リリウム」「聖騎士の団員」などの2コストフォロワーに変えても良い。
・「気高き黒翼・オリヴィエ」「安息の継承者・ヒメカ」「無欠の時計」「セイントフラッシュ」の枚数は、重視する対面によって調整して良い。
①「侵略されし世界」
不要牌を有効牌に変換できる可能性はありますが、設置するターンを作るのが難しいため不採用としました。
②「希望の光彩・リテュエル」「セイントエクソシスト・コレット」
カードパワーは高いものの、団結者のサーチに引っ掛かってしまい、マーウィンやクレスト付与カードへのアクセス率が下がってしまうため不採用です。
③「脅威の残滓」
処理範囲が狭く、有効に使用できる場面が限定的だったため不採用としました。ただし除去札を増やせるため、採用の余地はありそうです。
カードの切り方とプレイングの指針
このデッキは、クレストの使い所と受けの組み立てが勝敗を分けます。まっすーさんが重視しているのは、次の考え方です。
・「絶望の顕現・マーウィン」に進化を切れる盤面を作る。主軸カードであり、ここに進化を切れるかどうかで勝率が大きく変わる。団結者でのサーチも含め、序盤からこの一手を逆算して動く。
・クレスト付与のタイミングを対面ごとに調整する。「安息の肯定者」は「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」から出てくる可能性もあるため、クレスト付与を中盤に出すか、後半まで持っておくかを常に考える。
ワンポイントアドバイス
このデッキを扱う上でのポイントは二つあります。
一つは、「安息の肯定者」のクレストがかかっている時に「空の命運を握る少女・ルリア」をプレイすると、0/1のバリア持ち守護を作れること。「アルビオンバハムート」も11/13の守護になるため、リソースを吐いた後半でも、相手は大型守護を突破しながら打点を通す動きが限られます。なお安息の肯定者は「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」から出てくる可能性があるため、肯定者のクレスト付与を中盤に出すか後半まで持つかは考える必要があります。
もう一つは、ドレインケアで相手に「究極の2択」を迫れること。相手が空盤面にすると「輝く失意」が素通りしてしまいますが、盤面を並べると10点ドレインされます。相手にどちらも嫌な選択を突きつけられるのが、このデッキの強みです。
「《世界》の提示」で相手の盤面を一掃しながら、クレスト効果でリーサルをとる瞬間は最高です。
— まっすーさん(このデッキで一番気持ちいい瞬間・本人コメントより)
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