
本企画は、「Premier Series 26-27」への公募を表明したプロ志望選手にスポットを当て、その「生の決意」を読者の皆様へ届ける毎週更新のインタビュー連載です。
広大なカードプールの中から、単体で輝くカードと噛み合いで力を増すカードを取捨選択し、環境に刺さる一つを組み上げる――そしてランクマッチや大会で勝ち切る。その一連の流れにこそ、つきあかめん選手は何ものにも代えがたい達成感を見出します。本人いわく、それは「テストの応用問題を解き切った達成感を、さらに大きなスケールにしたもの」。
新デッキ開拓を趣味に掲げ、「他のデッキの下位互換ではなく、そのデッキ特有の強みを持つ」構築にこだわるデッキビルダー。憧れの選手への想いを胸に、この一年をシャドバに捧げてきました。連載「プロへの決意」は、創造の悦びを原動力に新たな舞台へ挑む、つきあかめん選手の言葉をお届けします。
プロフィール
【名前】: つきあかめん
【生年月日】: 2000年生まれ
【出身地】: 愛知県
【特技】: 初見ゲーム攻略
【好きな食べ物】: オクラ
【尊敬するプレイヤー】: バーサさん
インタビュー
—まずはじめに、Shadowverse: Worlds Beyondを競技として続けている理由を聞かせてください。「勝ちたいから」以外の言葉で表現するとしたら?
つきあかめん選手 : このゲームを続けている理由は、デッキを作るのがとにかく楽しいからです。
シャドバの広いカードプールの中で、単体で強いカードや組み合わせによって力を発揮するカードを取捨選択しながら環境に対して強いデッキを組み上げ、ランクマッチや大会で勝つ。この一連の流れをこなした時の達成感が凄く好きで、言うなれば「テストの難題応用問題を解き切った達成感」をさらに大きなスケールにしたものに感じます。
—デッキ構築についても聞かせてください。単なる「勝率」という数字だけでは語りきれない、ご自身の中でのこだわりや「美学」のようなものはありますか?
つきあかめん選手 : 私がデッキを作成する場合は、「他のデッキの下位互換ではなくそのデッキ特有の強みや役割を持つ」デッキの作成を意識してます。
デッキは作成して終わりではなく、積極的に使用されることで初めて価値が生まれると考えてます
—新デッキ開拓が趣味とXのプロフィールから拝見しましたが、デッキを作る時のひらめきはどこから来ますか?競技プレイヤーとして「自分が変わった」と感じた瞬間があれば聞かせてください。負けでも勝ちでも、ゲーム外のことでも構いません。
つきあかめん選手 : デッキを作るひらめきは様々なところから得られるのですが、多くは「異質な効果を持つカード」や「環境デッキに勝つ意識」から来ます。
特有の効果を持つカード(今弾でいうダストデイズ等)は、強カードとなる場合が結構あると感じてまして、おもしろそうなカードは軒並み試してみてます。そこから得られたひらめきで「シャクドウナイトメア」等のデッキが完成しました。
また、今弾では大阪ECSでプレーオフ進出した際に「モードナイトメア」を使用したのですが、それは、その時点で流行していた「進化エルフ」や「ミルティオナイトメア」に高い勝率を出せるデッキを探していた際に閃いたものでした。
—競技プレイヤーとして「自分が変わった」と感じた瞬間があれば聞かせてください。負けでも勝ちでも、ゲーム外のことでも構いません。
つきあかめん選手 : 競技プレイヤーとして自分を変えたエピソードは大きく2つありまして、1つ目が「RAGE 2017 WINTER」におけるhasu選手の配信卓でした。hasu選手は当時誰も使用していなかった「マンモス超越ドロシー」を使用してRAGEを勝ち抜いており、その時の衝撃と感動は今でも忘れていません。私がデッキビルダーを目指すきっかけとなったのもhasu選手への憧れからでした。
2つ目は配信を始めたことです。旧シャドでは高校、大学と忙しい時期が重なりなかなか本格的にプレーすることができませんでしたが、Worlds Beyondが発表されたことを区切りにシャドバを全力で頑張ろうという意識が芽生え、配信を始めました。そして認知度が上がるにつれて私のデッキを評価して下さる方が増え、これなら競技シーンでも戦えるという自信につながりました。
—最後に、ファンの方々へPremier Series 26-27にかける想いを込めてメッセージをお願いします!
つきあかめん選手 : 私はこの1年間をシャドバに捧げてきました。そのシャドバにおける一番の華であるPremier Series 26-27にかける本気度は誰にも負けません。
応援して下さるみなさまの期待に応えられるよう、全力で取り組んで優勝目指すので応援よろしくお願いします!
「デッキは作成して終わりではなく、積極的に使用されることで初めて価値が生まれる」――つきあかめん選手の言葉には、デッキビルダーとしての確かな哲学が宿っています。異質な効果を持つカードに可能性を見出し、片端から試す。環境デッキに勝つ一手を探し続ける。その探究が「シャクドウナイトメア」を生み、大阪ECSのプレーオフ進出を支えた「モードナイトメア」へと結実しました。閃きが机上で終わらず、結果という形で証明されているところに、彼の凄みがあります。
その原点には、RAGE 2017 WINTERで誰も使わぬデッキを携え勝ち抜いたhasu選手への憧れがありました。Worlds Beyondの登場を区切りに本格的に動き出し、配信を通じて自らの構築が評価されることで、競技で戦える確信を掴んでいったといいます。
「Premier Series 26-27にかける本気度は誰にも負けません」。優勝という明確な目標を掲げ、つきあかめん選手は新たな舞台へ挑みます。一年をシャドバに捧げてきた一人のデッキビルダーが、その創造の力でどこまで駆け上がるのか。どうぞ見届けてください。
実績
RAGE JCS 2025 プレーオフ進出
ECS 2026 大阪大会 プレーオフ進出
Masters Cup Vol.1 優勝
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