【連載 : プロへの決意】VOL.21 ぼーいん「人生を貫く背骨、面白さという武器。」新リーグ「Premier Series」への挑戦 ≪独占インタビュー≫

インタビュー
連載:プロへの決意 vol.21
プロへの決意 vol.21 ぼーいん選手

「練習は真剣に。本番は目一杯楽しむ」――かつてRAGEのプロリーグで学んだこの信条が、ぼーいん選手の競技スタイルの根幹にあります。大会でもいつも通りの自然体で挑み、「面白くて強いぼーいん」を見せたい。その言葉には、勝負とエンターテインメントを両立させてきた者ならではの余裕がにじみます。

一方でその胸には、「まだ一度も頂点をとれていないのはShadowverseぐらい」という、人生を賭けた執念が宿っています。現在34歳。負けを受け入れる準備を整え、「勝つために今できることは何か」とタスクに集中する――その成熟した強さを携えて、彼は新たな舞台へ向かいます。連載「プロへの決意」は、面白さと強さを両の手に挑む、ぼーいん選手の言葉をお届けします。

プロフィール
名前
ぼーいん
生年月日
1992年6月2日
出身地
愛知県
名前の由来

お酒をよく飲むので。ってことにしてますが、実際は中学の時に友達につけてもらったハンドルネームが変形して今に至ります。20年熟成されたハンドルネームです。ちなみにお酒は本当によく飲みます。

特技

カードゲーム全般です。サッカーとバスケと将棋は学生時代、大きな大会に出たことがあります。

尊敬する選手

ねぎま選手(毎日配信を本当に毎日するのはとても偉いため)と、じゅなん選手(出力される面白さがとても好き)です。

インタビュー

Q1ぼーいんさんといえば、『面白さ』や『撮れ高』を期待される場面も多いかと思いますが、今回の『Premiere Series』という真剣勝負の舞台では、普段の配信で見せている姿とは違う『勝負師・ぼーいん』としての別の顔が見られるのでしょうか? 大会に臨む際のスイッチの切り替えについて教えてください。
ぼーいん選手大会中も、シャドバPS中も、いい意味で自然体と言いますか、いつも通りの姿勢で挑めたらと思います! 過去にRAGEシャドウバースプロリーグに参加していた時に学んだこととして、『練習は真剣に。本番は目一杯楽しむ』というのが、自分が一番力を発揮できる取り組み方だと考えております。なので、シャドバPSでは『面白くて強いぼーいん』をお見せできるのが楽しみです!

スイッチの切り替えは、負けを受け入れる準備ができたことが大きいかと思います。負けたくない、という気持ちは足かせになるので、常に「勝つためにできることは何か」「今の自分にできることは何か」というタスクフォーカスを意識して大会に挑んでいます。
Q2真剣勝負の舞台では『負け=終わり』と捉える選手が多いですが、ぼーいんさんの場合は、たとえ負けてもそれを『最高のネタ』に変えてしまうパワーがあると感じます。今大会において、勝敗を超えて『これだけは誰よりも目立ってやろう』と企んでいることはありますか?
ぼーいん選手ワイプの使い方は常に意識しています! カードゲームはどうしても観戦の敷居が高いと感じる方が多いので、今から表情筋を鍛えてセルフ有利不利メーターができるように準備しておきます(’ω’)( ゚Д゚)(=゚ω゚)ノ(´◉◞౪◟◉)。また、Shadowverse以外にもチームで様々な企画や動画を発信していって「非プレイヤーのファン数」1位を目指しています!
Q3現在はプロ時代とは異なるライフスタイルを送られているかと思います。仕事や日常がある中で、なおもトップシーンで戦うための時間を捻出する理由はどこにあるのでしょうか? ぼーいんさんにとって、今『競技を続けること』が人生にどんな意味をもたらしていますか?
「安いプライドだ。俺はコイツにしがみついてる。」(引用元:漫画『エアマスター』)

ぼーいん選手僕このセリフが大好きで。挫折を経験したことのある男の子、みんな好きになると思います。
これだけ人生を賭けて、まだ一度も頂点をとれたことがないのはShadowverseぐらいです。
このままこのゲームにも、他の人間にも、負けっぱなしでは終われない。そのプライドが、人生の背骨になっています。

そのために、仕事以外の時間はほとんどShadowverseのために使っています。
元々様々な分野で大型大会に出場するマルチな趣味を持つ人間でしたが、他のゲームやスポーツをプレイすることはほとんどなくなりました。
代わりに人生に大きな一本の芯ができました。
頂点にはどんな景色があるのか、この道程を楽しみにしていきます。
Q4いよいよ開幕するPremier Series 26-27はシーン全体の注目度も非常に高まっています。この大会の存在は現在のモチベーションにどのような影響を与えていますか? また、この舞台を通じてファンの方々に「どのような選手」として記憶されたいか、意気込みを教えてください。
ぼーいん選手Shadowverseというコンテンツの盛り上がりを感じられることが、何よりも嬉しく思います。
新規の強豪プレイヤーもどんどん増えてきており、とてもいい刺激を貰っています。
元々他人に影響されず常にモチベーション100あるのが自分の強みなのですが、そういった内向的なモチベーションとは別で、外向的な「こいつらには負けたくない!」というモチベーションが上がったと感じます!
理想を言うなら「強くてかっこいい、ストイックな選手」として記憶されたいですが……キャラじゃないか。「何をしたかはあんま知らないけど、こんなやついたわ!!」って言って貰えるのは嬉しいですね!
今でも、9年前のプロ選手時代のネタをいじってくれる方もいますから。今度は20年擦られる存在になってやろうかなと!
Q5最後に、ぼーいんさんを応援しているファンの方々や、ここからあなたを知る方々へメッセージをお願いします。「自分のここだけは負けない」という武器や今後注目してほしいポイントについてもぜひ併せてお聞かせください!
ぼーいん選手現在34歳!オーディション組、というか、シャドバのユーザー層の中でもかなり年齢が上の方だと思います!
年齢は不利になるか?否。経験値は若者に負けません。
おじさんおばちゃんゲーマーの希望の星に。若者の目の上のタンコブ兼お手本に。
人生何歳からだって、本気で挑戦していいんだってところを見せてやりますよ!
これから始まる「シャドバ人生」乞うご期待!

「練習は真剣に。本番は目一杯楽しむ」――ぼーいん選手の言葉には、真剣勝負とエンターテインメントを矛盾なく両立させる、独自の哲学が貫かれています。「負けたくない」という気持ちは足かせになると見抜き、代わりに「今の自分にできることは何か」とタスクへ集中する。負けを受け入れる準備ができたことがスイッチの切り替えを支えているという語りには、数々の舞台を経た者ならではの成熟が表れていました。

その上で彼が見据えるのは、勝敗の先にある楽しませ方です。観戦の敷居が高いと言われるカードゲームを、ワイプの表情で、チームの企画や動画で開いていく。「非プレイヤーのファン数1位」という目標は、シーンそのものを広げようとする志の表れでしょう。けれどその快活さの奥には、「負けっぱなしでは終われない」という、人生の背骨となったプライドが確かに横たわっています。

「おじさんおばちゃんゲーマーの希望の星に。若者の目の上のタンコブ兼お手本に」。年齢を武器に変え、面白さと強さの両方で記憶に残ろうとする――その覚悟を胸に、ぼーいん選手はPremier Series 26-27の舞台へ挑みます。これから始まる彼の「シャドバ人生」の続きを、どうぞ見届けてください。

実績

  • Shadowverse Premier Cup 2018 Tokyo ファイナリスト
  • 福岡ECS プレーオフ進出
  • RAGE Shadowverse Japan Championship 2026 Season1 9位タイ
  • 元Shadowverseプロ選手(在籍歴:日本テレビAxiz、名古屋OJAベビースター)