
本企画は、「Premier Series 26-27」への公募を表明したプロ志望選手にスポットを当て、その「生の決意」を読者の皆様へ届ける毎週更新のインタビュー連載です。
第九回を迎える今回のゲストは、実況・解説・大会運営・ものまねと、シャドバシーンの「何でも屋」として幅広く活躍する一方、競技者としての炎を燃やし続ける・めいす選手です。
既婚者として仕事に励みながら、周囲から「まだプロを目指しているの?」と言われることもある中で、それでも競技の場に立ち続ける理由——それは「旧作時代にやり残したことがあまりにも多い」という、自分自身への正直な向き合いから来ています。
華やかな実績や肩書きではなく、「この人を応援したい」と思ってもらえる選手であること。そんなシンプルで力強い信念を胸に、今もがむしゃらに走り続ける彼が、Premier Seriesという新たな舞台に懸ける想いとは——。
プロフィール
【名前】めいす
【生年月日】 1994年9月2日 (31歳)
【出身】 千葉県
【特技】 料理
【好きな食べ物】 蕎麦
【尊敬するプレイヤー】 Spicies選手とフォレストさん
インタビュー
—まず始めにメンタルについてお伺いします。「勝てば昇格、負ければ敗退」などの極限のプレッシャーがかかる場面において、平常心を保つために意識していることはありますか?
めいす選手 : すごくシンプルなのですが、やはり場数が大事だと考えています。小さい頃から「負けたら終わり」というような勝負を嫌というほど経験してきました。いわゆる「魂の一戦」や「大舞台」というものに、すっかり慣れ切ってしまったという感覚があります。例えば、配信でパソコンの前からファンの皆さんとお話しするのも、オーディション合宿で人前に立つのも、私にとっては何も変わらないんですよ(笑)
メンタルを保つ方法としては、とにかく平常心を意識することでしょうか。大舞台の前だからといって気合を入れたり特別なことをしたりはせず、いつも通り過ごすことを常に心がけています。試合の2分前まで携帯を見てゆっくり過ごすなど、「いつもと変わらない自分」を大切にしています。
—デッキを構築する際に、勝率という数字以外で「これだけは譲れない」というこだわりや美学があれば教えてください。
めいす選手 : 基本的に私がデッキ構築をする際は、結果を残された方のデッキリストをコピーするところから入ることが多いです。その上で細部まで調整し、自分が納得できる40枚に仕上げてから挑むことを意識しています。
最後はやはり、「このデッキを信じ切れるか」という部分を一番大切にしていますね。
—現在はプロ時代とは異なるライフスタイルを送られているかと思います。仕事や日常がある中で、なおもトップシーンで戦い続ける理由はどこにあるのでしょうか?めいすさんにとって、今「競技を続けること」は人生にどんな意味をもたらしていますか?
めいす選手 : 私は、他のPremier Series参加者とは大きく異なる部分が多い選手だと自覚しています。
周囲から「まだプロを目指しているの?」と言われることも少なくありません。ただ、自分の中では旧作のプロ時代にやり残したことがあまりにも多いという気持ちがずっとありました。正直、「不完全燃焼の極み」みたいな状態なんですよね(笑)
そんな中で今回のPremier Series公募は、もう一度プロを目指せるチャンスだと感じました。「せっかくならすべてやり切ってしまおう。ダメだったら終わりにしよう」という気持ちで、毎日を過ごしています。仕事の合間にも最終beyondを目指したり、合宿で体を張ったり(笑)、できることはとにかくがむしゃらにやり切りたい。本当にもう一度やりたい——ただ、それだけです。
—いよいよ開幕するPremier Series 26-27は、シーン全体の注目度も非常に高まっています。この大会はめいすさんのモチベーションにどのような影響を与えていますか?また、この舞台を通じてファンの方々に「どのような選手」として記憶されたいか、意気込みをお聞かせください。
めいす選手 : 注目度がとても高まっているのを感じたことにより、より一層自分の中にある「プロにもう一度なりたい」という思いが加速度的に高まっているのを感じております。それに伴いまして、改めてこの舞台には自分自身のできるすべてを出し尽くして挑戦したい。と思っております。
選手としては、「この人を応援したい」と思ってもらえる選手であること——それが私のモットーです。そのために対戦相手への礼節とリスペクトは欠かさず持ち続けます。対戦相手がいてこそのゲームであり、プレイヤーがたくさんいてこそのプロだと思っております!
—めいすさんを応援しているファンの方々や、これから知ってくださる方々へメッセージをお願いします。「自分のここだけは負けない」という武器や、今後注目してほしいポイントもぜひ聞かせてください!
めいす選手 : 実況・解説、大会運営、はたまたものまね(笑)と、本当にいろいろな形で関わらせていただいてきました。そうした機会を通じて知ってくださり、いつも応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。
ただ——「いろいろやってるけど、実力はそんなでもないんでしょ?」なんて思われるのは絶対に嫌なので(笑)。ただの何でも屋じゃないぞ、というところをしっかり見せつけたいと思っています。これからの成長と活躍を、ぜひ応援よろしくお願いします!
インタビューを通じて最も強く伝わってきたのは、めいす選手の「不完全のまま終わりたくない」という静かな、しかし確かな覚悟です。
仕事、家庭、そして競技——多くのものを背負いながらも、「やれることはとにかくがむしゃらにやり切る」という姿勢は一切ブレていません。周囲の目や評価に流されることなく、自分自身の納得を追い求める姿は、まさに競技者としての本質を体現しているように感じました。
また、対戦相手へのリスペクト、ファンへの感謝、そして「応援される選手でありたい」というモットーは、単なる言葉ではなく彼の日常のひとつひとつの行動に滲み出ています。強さと誠実さを兼ね備えた選手が、いよいよ本気でこの舞台に挑む。
「ただの何でも屋じゃないぞ」——その言葉の重さを、Premier Seriesという舞台で証明してくれる日が、今から楽しみでなりません。めいす選手のこれからの挑戦を、ぜひ皆さんも一緒に応援してください。
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