【モードナイトメア・CR瞬間3位】niさん マリガン・立ち回り完全ガイド ≪シャドバWB≫

クロニクル・オブ・デスティニー

niさんがナイトメアクラスで瞬間3位に到達したモードナイトメア。モード達成後の「混融の団結者」「出発の憧憬・イツルギ&タケツミ」を始めとして、環境的にも全く引けを取らない強烈な出力を擁するデッキです。ただしその出力に辿り着くには、信仰10の達成・序中盤ボードの対処・「混融の継承者・シャム=ナクア」の着地という3つの関門を越える必要があります。どの関門を重く見るか、越えた先の出力をどこまで担保するか——このバランス感覚にプレイヤーの個性と力量が現れます。モード達成前の除去能力がギリギリで、たった一つの些細なミスがそのまま敗着になり得る危うさも併せ持つ、極めがいのあるデッキです。その受けから攻めへの切り替え方を、ご本人のインタビューで掘り下げます。

結論|まず押さえたい点
コンセプト
モード達成後の「混融の団結者」「出発の憧憬・イツルギ&タケツミ」「陽と月の薔薇・セレス」等、環境に全く引けを取らない高出力を軸にしたデッキ。信仰達成後は強いが、達成するまでをどう乗り越えるかが鍵。
勝ち筋
信仰10の達成・序中盤ボードの対処・「混融の継承者・シャム=ナクア」の着地という3つの関門を越え、高出力カードで盤面を制圧して押し切る。
キーカード
「混融の城」「叫喚と憎悪」「相承の意思」「枯渇の天眼」「混融の肯定者」「混融の祈祷者」「混融の継承者・シャム=ナクア」「混融の団結者」「出発の憧憬・イツルギ&タケツミ」「陽と月の薔薇・セレス」
スワイプ・ドラッグでめくる5枚の要点カード
1コンセプト

信仰達成後の高出力で盤面を制圧するモードデッキ

モード達成後の混融の団結者、出発の憧憬・イツルギ&タケツミ、陽と月の薔薇・セレスは環境的にも全く引けを取らない出力。そこに至るまで3つの関門を越える。

2最優先キープ

「混融の城」「叫喚と憎悪」「相承の意思」「混融の肯定者」「混融の祈祷者」

城は信仰効率と山札掘削で達成の再現性・スピードが劇的に向上。叫喚と憎悪、相承の意思はどの対面でも基本キープ。進化権を肯定者・祈祷者に使うことは必須。

3勝ち筋

3つの関門を越え、高出力カードで制圧する

信仰10の達成・序中盤ボードの対処・混融の継承者・シャム=ナクアの着地。越えた先に混融の団結者や出発の憧憬・イツルギ&タケツミが待つ。

4立ち回りの軸

対面ごとに関門の重みとバランスを調整する

ミッドレンジは体力を守り信仰達成できれば大体勝ち。ドラゴンは全対面で最難関。魔手ウィッチは信仰達成に全力で、団結超進化からゲームの主導権獲得を狙う。

5ワンポイント

信仰達成までは苦しいと自覚して気張る

苦しい時間帯を耐え抜けば、団結超進化・両面の出発の憧憬・イツルギ&タケツミ・陽と月の薔薇・セレスでゲームを制圧するカタルシスが待つ。

マリガン

序中盤のボードを裁き体力を守るカードと、効率よく信仰を稼ぐカードを集めること、またそのバランスを取ることがマリガンの軸です。今期のモードメアは環境的に安定感が高いとは言えず、構築・マリガン・プレイングを総動員して全ての関門に厳しく向き合う必要があります。

① 最優先(キープ)
・「混融の城」:最も高い信仰効率と山札掘削性能で、信仰達成の再現性・スピードが劇的に向上する1枚。設置できるとアクトで余った1コストを使えるためPPも効率的に使える。序盤のボードを裁くことが重要なミッドレンジ系統でもキープしたい(後攻の単キープでようやく返すか迷うほど)。

・「叫喚と憎悪」:序盤のボードが強い環境で3tに3コストで打つにはスペック不足を感じるが、2〜3コストで処理からドローまでできる柔らかさは健在。2コストで使うときの信仰効率・くっつきの良さも見逃せない。どの対面でも基本キープ。

・「相承の意思」:信仰効率・序盤ボードへの対処のどちらをとっても優秀。どの対面でも持つ。

・「枯渇の天眼」:ミッドレンジ系統の展開には優秀な回答で単キープ。序盤にフォロワーを置きたいドラゴンではほぼ持たず、信仰効率が重要な魔手ウィッチ対面では返すことが多い。

・「混融の肯定者」:進化しつつモードを稼げる3コス2信仰で、城に匹敵する信仰効率。今環境では除去能力も頼もしく、キープしないシチュエーションがない。

・「混融の祈祷者」:肯定者同様に進化しつつモードを稼げる。後攻ならほとんど単キープ、先攻でも基本持つ。

・「元素の共鳴・バアル」:ミッドレンジ系統相手に体力を守れる最も頼もしいカード。魔手ウィッチ対面のみ返すことも検討する。

・「混融の継承者・シャム=ナクア」:キープするとシャム=ナクア欠損負けのリスクがなくなる代償に、序盤の信仰稼ぎ・ボード対処カードが手札から1枚減る。概ねミッドレンジ系統にはセットキープ、それ以外には単キープというバランス。

妥協案としてキープ:
・「カオティックカース」:先攻で城が見えていないミッドレンジ系統以外の対面であれば持つ。先攻2tで信仰+1できるのは大きい。
・「空の命運を握る少女・ルリア」:ミッドレンジ系統とドラゴンで持つ。モードは稼げないが、ミッドレンジには盤面トレードで顔を守れ、ドラゴンにはこちらがボードを作ることでランプ札を切ることにリスクをつけられる+相手の進化権を奪う展開になりやすい。
・「ヴァンプキーボード・ルルミ」:ルリアと同じシチュエーション・理由でキープする。

対面ごとの立ち回り

このデッキは対面ごとに、どの関門を重く見るか・越えた先の出力をどこまで担保するかを変えます。特に意識したいのがミッドレンジ系統・ドラゴン・魔手ウィッチの三つ。この軸を押さえておくと立ち回りが安定します。

対象はエルフ、ロイヤル、ネメシス、ミッドレンジナイトメアなど。体力を守りつつ信仰を達成できれば大体勝ち、という大局観で共通しています。相手の出方(どう展開してくるか、どれだけ打点を出してくるか)を把握して、カードの切り方を慎重に考えることが大切です。進化権(超進化も含め)をケチらず、信仰達成とボードの対処に全力を注ぎます。除去のシャム超や信仰稼ぎの超進化も全然OKです。達成後はできるだけ毎ターン回復。1ターンあたり4点より上の回復が難しいので、連続で打点を出されての押し切られ負けに向き合います。相手の回復がほぼないので、耐え続ければ出発の憧憬・イツルギ&タケツミや盤面残りからリーサル打点が勝手に出ます。

ポイント:体力を守り信仰達成できれば大体勝ち。進化権を惜しまずボード対処と信仰達成に全力。達成後は毎ターン回復し、押し切りをケアして耐えればリーサルは自然に出る。

盤面展開によって相手の進化権を奪うこと、ランプできない状況をできるだけ作ることが大切です。信仰効率やドローという身銭を切ってでも、盤面展開で相手に嫌がらせをする姿勢を持ちましょう。ただしあくまでバランスであり、この感覚を取ることが非常に難しく、全対面の中で最もプレイの難易度が高い対面だと考えています。

ポイント:盤面展開で相手の進化権を奪い、ランプを許さない。身銭を切ってでも盤面で圧をかける。全対面で最も難しいバランス感覚が問われる。

まずは信仰の達成→団結者超進化を全力で目指します。団結者超進化盤面に対して、魔手ウィッチ側に進化権や疾走打点などのリソースを吐かせることでゲームを傾けます。魔手ウィッチ側が安定して勝つには「旧き天晶・カルギデンスラ」に3回進化を吐くか、カルギデンスラの深淵を連打してロングゲームさせない勝ちパターンがあり、モードの回復力を上回るには相応の高出力が要求されます。つまり相手の進化を奪うことに高い価値があります。団結超進化盤面に偉丈夫が飛んできても大丈夫、むしろ喜んでください。カルギデンスラに切れる進化権とそこから発生する打点をカットできたということです。魔手ウィッチ側の総打点量をカットし耐久に成功すれば、ライブラリアウトで勝てます。混融の肯定者7/7を立てるのも有効(魔恋の天晶だけでは取れず、進化権やストームブラストをもらえる)。ロングゲームに持ち込めたら体力を高く保ち続け、次点で「気高き黒翼・オリヴィエ」+0コスのカルギデンスラを可能な限り盤面展開でケアします。シャム=ナクア2周目からの団結者6/6×3も視野。「アルビオンバハムート」採用なら、逆リーサルが取られづらい局面から「魔恋の慕情・シイム」のクレストを消す動きが非常に有効です。

ポイント:信仰達成→団結者超進化を最優先。相手の進化権を奪い総打点をカットして耐久し、ライブラリアウトを狙う。肯定者7/7設置や体力維持が鍵。

採用候補と入れ替え候補

自由枠(入れ替え候補)については、次のカードに調整の余地があります。

・「空の命運を握る少女・ルリア」
・「ヴァンプキーボード・ルルミ」
・「元素の共鳴・バアル」
・「蒼い空を征く騎空士・グラン&ジータ」
・「変わりし流れ」

◆ あえて不採用にしたカード

①「アルビオンバハムート」
本当の意味で有効に働く局面が現状少なすぎることが不採用の理由です。ドラゴン対面では「アルビオンバハムート」で「焦灰のアナテマ・バーンドナイト」のクレストを消滅させる動きが有効に見えますが、そのためには体力を高く保ちつつバーンドナイト超を受ける局面まで辿り着く必要があり、そこまで到達すること自体が難しい。であれば、体力を守ってドラゴンとのPP差が縮まる時間帯まで持ち込むことに寄与するカードと交換しても、差し引き損害がないという理屈が成り立ちます。魔手ウィッチ対面でも同様で、「魔恋の慕情・シイム」のクレストを消す動きは有効ですが、そこに辿り着くまでに課題がある。ならばバハムートに代わるカードが信仰達成等を助けるのであれば、ゲームへの影響度は保たれる(むしろその方が勝ちやすい)という考えです。ただし対応力の高いカードなので、エピックより下のレート帯であれば秘術ウィッチなど雑多なデッキに対応でき、採用推奨です。

②「旅立ちの退出」
他の3コストカードと比較して、盤面ダメージ+αの部分が見劣りするため不採用としました。叫喚と憎悪は4ダメージ+ドロー、枯渇の天眼はAoE、「元素の共鳴・バアル」は生き物として盤面に残る一方、退出の+αは2回復もしくは墓地肥やしで「陽と月の薔薇・セレス」が1ターン早くなること。モード達成後の2回復は強力ですが、処理漏れが敗北に直結する序中盤では、他の3コス群と比較して悠長だと評価しています。

カードの切り方とプレイングの指針

このデッキは、3つの関門への向き合い方と受けの組み立てが勝敗を分けます。niさんが重視しているのは、次の考え方です。

3つの関門のどれを重く見るかを、対面ごとに判断する。信仰10の達成・序中盤ボードの対処・「混融の継承者・シャム=ナクア」の着地——モード達成前は除去能力がギリギリで、たった一つの些細なミスが敗着になり得る。構築・マリガン・プレイングを総動員し、全ての関門に厳しく向き合う。
対面ごとに「守り方」を変える。ミッドレンジ系統では進化権(超進化含む)をケチらず信仰達成とボード対処に全力。ドラゴンでは盤面展開で相手の進化権を奪う。魔手ウィッチでは団結者超進化を目指し相手のリソースを吐かせる。関門の重みと出力の担保のバランスを取ることに、プレイヤーの個性と力量が現れる。

ワンポイントアドバイス

このデッキを扱う上でのポイントは二つあります。
一つは、信仰達成までは苦しいことを自覚して気張ること。今期のモードメアは安定感が高いとは言えず、達成前の時間帯をどれだけ丁寧に耐えられるかが土台になります。
もう一つは、その苦しい時間帯を耐え抜いた先に、他のデッキでは味わえないカタルシスが待っていること。団結超進化、両面の「出発の憧憬・イツルギ&タケツミ」、「陽と月の薔薇・セレス」といった高出力カードでゲームを制圧する体験は格別です。噛むほど味のするデッキなので、ぜひたくさんの人に使ってみてほしいと思います。

信仰達成までの苦しい時間帯を耐え抜いてから、団結超進化・両面の出発の憧憬・イツルギ&タケツミ・陽と月の薔薇・セレスでゲームを制圧する体験には、他のデッキでは味わえないカタルシスがあります。

— niさん(このデッキで一番気持ちいい瞬間・本人コメントより)

引用元

あわせて、niさんご本人の配信アーカイブも公開されています。実際の回し方や思考の流れを確認したい方はこちらもご覧ください。

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