【進化ネメシス・CR2000到達】津島の塩さん マリガン・立ち回り完全ガイド ≪シャドバWB≫

クロニクル・オブ・デスティニー

津島の塩さんがCR2000を達成した、進化ネメシス。疾走ネメシスや連携ロイヤルといった「打点札を通して勝つ」盤面デッキとは一線を画す、継続的に強い盤面を作り続けることに全振りした一本。どれだけ処理されても次の盤面を作り直し、相手の除去・進化権・PP・手札というあらゆるリソースをジワジワ削り取って勝ち切ります。4〜5ターン目までをどう凌ぐかが唯一にして最大の弱点で、そこを越えれば中盤から一気に主導権を握る——天斧を軸にしたテクニカルな面形成の妙を、津島の塩さんご本人のインタビューで掘り下げます。

結論|まず押さえたい点
コンセプト
どれだけ処理されても継続的に強い盤面を作り続ける、リソース勝負の盤面デッキ。打点で押し切るのではなく、面の圧で相手の動きを縛って勝つ。
勝ち筋
面を作り続けて相手に処理を強要し、除去・進化権・PP・手札を削り取る。相手のリソースが枯れて、面が残り続けた瞬間が勝ち。
キーカード
「劣悪の天斧」「尽小花・イマリ」「低劣の玩具」「拙劣の人形」「凡百の製図」「劣悪の純心・カミシラ」「ストリートラン」「ケイオス・レギオン」「アナタの先輩・エース」「虚刻のアナテマ・スカーレット」
スワイプ・ドラッグでめくる5枚の要点カード
1コンセプト

処理され続けても盤面を作り直す「継続力」の面デッキ

打点を通すのではなく、面の圧で相手のリソースを削り切る。疾走ネメシスや連携ロイヤルとは戦い方の軸が違う。

2最優先キープ

4〜5tを凌ぐ札を厚く抱える

2コスフォロワーは2枚キープし得、愚劣の兵器も持てると安心。序盤が強い手札なら凡百の製図・劣悪の純心・カミシラのキープも視野。

3勝ち筋

面を作り続けて相手のリソースを枯らす

除去・進化権・PP・手札を吐かせ、枯れたところで面が残り続ける。ジワジワとアドを取り切って勝つ。

4立ち回りの軸

どの対面も基本は「面を作る」

魔手には動きを縛り、疾走ネメには面をぶつけさせ、連携ロイヤルには取りこぼしを誘う。軸は共通、目的だけ変える。

5ワンポイント

劣悪の天斧のテクニカルな使い分けが華

進化回数稼ぎ・面強化・除去を1枚でこなす万能札。組み合わせで強くなる札が多く、プレイもコンボ前提で考える。

マリガン

このデッキは4〜5ターン目までが弱く、中盤から大暴れするタイプです。そのため、マリガンの最優先は「4〜5tまでを耐え凌ぐ札」を揃えること。本人いわく「マリガンは10年間フィーリングでやってきた」とのことですが、その感覚から導かれた指針がこちらです。

進化ネメシス マリガン(津島の塩さん)
① 最優先
2コストフォロワー(2枚ほどキープし得)
「愚劣の兵器」
※序盤が強い手札を持てているときは「凡百の製図」「劣悪の純心・カミシラ」のキープも視野に入ります。
とにかく4〜5tを越えるまでを耐えられる形を最優先で組みます。

妥協キープ:
・「ストリートラン」:4〜5tを耐えるため、仕方なくキープしがち。
・「拙劣の人形」:同上。序盤の凌ぎ札として抱えておく。

状況で変わるキープ:
このデッキはカードの組み合わせで強くなる札が多く、マリガンもその前提で変わります。
・「低劣の玩具」「拙劣の人形」が持てているときは「劣悪の天斧」をキープ。
・中盤で「尽小花・イマリ」を使いそうなときは「ストリートラン」をキープ。

対面ごとの立ち回り

どの対面でも基本方針は共通で、とにかく「面を作る」こと。ただし、面を作って何を狙うかが対面ごとに変わります。魔手には相手の動きを縛り、疾走ネメには面を消耗させ、連携ロイヤルには取りこぼしを誘う。この三つの狙いを押さえておくと立ち回りが安定します。

基本は面を作ること。面を作ることで、相手にさまざまな消耗を強要できます。
①相手に偉丈夫を切らせて進化権を奪う
②除去札を切らせて、次の盤面形成を通しやすくする
③除去にPPを吐かせることで、リソース確保にPPを回させない
とにかく面を作り、相手にやりたい動きをさせないことが最重要の対面です。

ポイント:面を作り続けて相手の動きを縛るのが全て。偉丈夫を切らせて進化権を、除去を吐かせて次の面を通す。相手のリソース確保をとにかく妨害する。

基本は面を作ること。
面を作ることで相手に面を当ててもらい、相手の面が弱くなったところにまた面を作る——これを繰り返して勝ちます。
こちらの面が強いほど相手の疾走が通りにくくなるのも噛み合っており、面の押し付けがそのまま受けにもなります。

ポイント:面をぶつけさせて相手の面を消耗させ、また面を作る。強い面は疾走の抑止にもなるので、面を切らさないことを意識する。

基本は面を作ること。
連携ロイヤルは除去能力の高いデッキではないため、面を作り続けていると取りこぼしが発生しやすく、かなり勝ちやすい対面です。
ただしナハト・ナハト&ヴィンセントが重い場面があるので、返せるように「愚劣の兵器」を持っておくと安心です。

ポイント:面を作り続けて取りこぼしを誘う有利対面。ナハト・ナハト&ヴィンセント対策として愚劣の兵器を確保しておくと、崩れるリスクを抑えられる。

採用候補と入れ替え候補

自由枠(入れ替え候補)については、次のように調整の余地があります。

「ストリートラン」の3枚目:このデッキの尽小花・イマリは高コストスペルを供給する2/2/2としての採用で、黄色進化を振る機会が少なめです。黄色進化を振るときも「アナタの先輩・エース+尽小花・イマリ」「尽小花・イマリ+低劣の玩具」のように、1コススペルを1枚だけ抱えておけば足りることが多いため、減らすことができます。
「ケイオス・レギオン」の2〜3枚目:基本は面を作るプレイに徹したいデッキなので、面を作らないケイオス・レギオンは腐りがち。ただし、レギオンだけ打っていたら勝っている試合や、レギオン+αでリーサルを取るプレイが強いのも確かです。プレイスタイルや環境に応じて枚数を調整してください。
「虚刻のアナテマ・スカーレット」:無意識から飛んでくる6.9点が非常に強く採用していますが、通りの良い打点というわけではないため、1枚か0枚かは好みが分かれます。

入れたら強そうなカード:
「ワイルドキャスター」:5PPの動きが言うほど強くないデッキなので、入れるのも視野。虚刻のアナテマ・スカーレットの通りが良くなりやすいのもプラス。出せないときに腐りやすいのがネック。
「チルスケーター」:序盤の面を凌ぐカードとして優秀。ただし魔手環境ではHPが1なのがネック。
「ドールズシアター」:序盤の面を凌ぐカードとして優秀。ただし面を作るカードではないのがネック。
「空の命運を握る少女・ルリア」:劣悪の純心・カミシラを引いている時と引いていない時で差があるデッキなので、採用も視野。ただし虚刻のアナテマ・スカーレットが1枚採用のため、確定サーチにはならないのがネック。

◆ このデッキが「鬼の盤面」と呼べる理由

①「盤面デッキ」でも戦い方が根本から違う
疾走ネメシスや連携ロイヤルにも盤面デッキのイメージはありますが、あの2つは打点札を通しに行きながら戦うデッキです。それに対してこのデッキは、どれだけ処理されても継続的に強い盤面を作り続けられるのが決定的な違いです。

②リソースを枯らし切って勝つ
面を作り続けることで、相手のありとあらゆるリソース——除去・進化権・PP・手札——をジワジワ削り取っていきます。相手のリソースが枯れ、面が残り続けた瞬間が、このデッキの一番の勝ちパターンです。

カードの切り方とプレイングの指針

このデッキは、カードの組み合わせで強くなる札が多く、プレイもコンボ前提で考えるのが基本です。中でも要になるのが「劣悪の天斧」の使い方です。

劣悪の天斧は「テクい使い方」でこそ本領を発揮する。本人が見つけたテクの例として、「2ターン目に低劣の玩具 → 3ターン目に劣悪の天斧」「4PPで拙劣の人形+低劣の玩具」「6PPで尽小花・イマリ+低劣の玩具+劣悪の天斧」などがあります。
劣悪の天斧は用途が広い万能札。進化回数を稼ぐために使うのも、面を強くするために使うのも、除去として使うのも、すべて強い。この一枚をどう切るかがプレイの質を大きく左右します。
組み合わせを常に意識する。単体では弱くても、組み合わさると一気に強くなる札が多いので、手札の噛み合わせを逆算しながらプレイします。

ワンポイントアドバイス

このデッキを扱う上でのポイントは二つあります。
一つは、劣悪の天斧のテクニカルな使い分け。進化回数稼ぎ・面強化・除去を一枚でこなせるため、状況に応じて役割を切り替えられるようになると、デッキの出力が一段上がります。
もう一つは、「リソースを枯らし切る」という勝ち筋を常に意識すること。このデッキは面を作ることで相手のあらゆるリソースを削り、ジワジワとアドを取って勝つデッキです。目先の打点より、相手のリソースをどう枯らすかを軸に考えると、プレイがブレなくなります。

劣悪の天斧をテクニカルに使えているときが、このデッキで一番楽しい瞬間です。

— 津島の塩さん(このデッキで一番気持ちいい瞬間・本人コメントより)

引用元