【魔手ウィッチ・DexelRisingCup優勝】Yskさん マリガン・立ち回り完全ガイド 【シャドバWB】

ウィッチ

第2回DexelRisingCupを制したYsk選手が主軸に据えたのは、「今期一番強いデッキ」と語る魔手ウィッチ。「旧き天晶・カルギデンスラ」を軸に据えたパワーはもちろん、Ysk選手の構築が光るのは相方の選び方です。魔手が比較的苦手とするエルフ・ロイヤル・ナイトメアに対して五分以上を戦える連携ロイヤルを隣に置き、魔手の穴を的確に補いました。対面ごとの処理の徹底ぶりも見どころで、エルフには毎ターン処理に集中し、ロイヤルの最速「寛厳の音帥・セザール」は前のターンに全処理、ドラゴンにはランプ前に盤面を作ってリスクを付ける——一つひとつの対面に明確な”解答”を持っているのがYsk選手の強さです。数々のシティ大会を制してきた実力者の思考を、ご本人のインタビューで掘り下げます。

結論|まず押さえたい点
コンセプト
「今期一番強い」魔手ウィッチを主軸に、苦手なエルフ・ロイヤル・ナイトメアを連携ロイヤルで補う2デッキ持ち込み。
勝ち筋
「旧き天晶・カルギデンスラ」を軸に据えつつ、対面ごとに処理を徹底してテンポを渡さない。相手の強い動き(セザールやカミシラの3面展開など)は全処理し、回復の薄い対面は「旧き天晶・カルギデンスラ」への進化で押し切る。
キーカード
「大遊戯世界」「天晶授与」「魔恋の慕情・シイム」「旧き天晶・カルギデンスラ」「正常の侵食」/相方:連携ロイヤル
スワイプ・ドラッグでめくる5枚の要点カード
1コンセプト

今期一番強い魔手ウィッチを主軸に据える

「魔手が今期一番強い」という認識が出発点。大会を通しても、魔手の感触が最も良かった。

22デッキ戦略

魔手の穴を連携ロイヤルで埋める

魔手が苦手なエルフ・ロイヤル・ナイトメアに五分以上を戦える連携ロイヤルを相方に。まず魔手ありきで隣を選んだ。

3最優先キープ

「大遊戯世界」・「天晶授与」・「魔恋の慕情・シイム」・「旧き天晶・カルギデンスラ」は全対面単キープ

この4枚は全対面で単キープ。「天晶授与」/「魔恋の慕情・シイム」+「正常の侵食」、1コス魔手+「正常の侵食」などのセットキープも意識する。

4立ち回りの軸

対面ごとに処理を徹底してテンポを渡さない

エルフは毎ターン処理、ロイヤルは「寛厳の音帥・セザール」が重いため前のターンに全処理、ドラゴンはランプ前に盤面。対面ごとに明確な解答を持つ。

5ワンポイント

全処理の型は「魔恋の慕情・シイム」超進化+「虚偽の術式」+2コス以下の除去

セザール3面もカミシラ3面も「シイム超進化+虚偽の術式+2コス以下の除去」で全処理できる。覚えておきたい定型。

マリガン

Ysk選手のマリガンは、カルギデンスラへ繋ぐ核パーツを全対面で確保しつつ、組み合わせと対面に応じて上乗せしていく形です。まずは全対面で抱える単キープを固め、そこにセットキープ・対面別キープを重ねていきます。

魔手ウィッチ マリガン(Ysk選手)
① 全対面|単キープ
「大遊戯世界」
「天晶授与」
「魔恋の慕情・シイム」
「旧き天晶・カルギデンスラ」
※この4枚は対面を問わず単キープする、デッキの核パーツです。

セットキープ:
・「天晶授与」/「シイム」+「正常の侵食」
・「1コスト魔手」+「正常の侵食」

対面別の単キープ:
・vsエルフ/ロイヤル(E/R):「軍配の偉丈夫」をキープ。
・vsウィッチ/ドラゴン/ビショップ(W/D/B):「正常の侵食」「蒼い空を征く騎空士・グラン&ジータ」をキープ。

対面ごとの立ち回り

Ysk選手は対面ごとに明確な”解答”を持っています。ここでは大きく三つのグループに分けて、それぞれの要点を整理します。相性認識と合わせて押さえておくと、立ち回りがぐっと安定します。

エルフ(不利)
試合を通して相手のフォロワーを取りこぼすと、バフされて取り返しがつかなくなります。とにかく毎ターン処理に集中するのが第一。「ストームブラスト」のようなインチキカードや進化権で余裕を作って「正常の侵食」をプレイするか、気合いで「旧き天晶・カルギデンスラ」を素引きしにいきます。相手に回復がないため、「旧き天晶・カルギデンスラ」に1回進化するだけでも打点が足りる場合があります。

ロイヤル(微微不利)
7Tの最速「寛厳の音帥・セザール」が重たいので、前のターンに全処理します。セザールの3面は「シイム超進化+虚偽の術式+2コス以下の除去」で全処理が可能。エルフ同様に回復が少ない(「凄烈の剣王・ロードノエル四世」/「真王の刃・黄金の騎士」が採用されていることはある)ため、デンスラへの進化が1.5回くらいで打点が足りる場合があります。

ポイント:どちらも回復が薄い対面。取りこぼさず毎ターン処理し切る。セザール3面は「シイム超進化+虚偽の術式+2コス以下除去」で全処理。「旧き天晶・カルギデンスラ」への進化1〜1.5回で打点が届くことも。

ウィッチ(五分/後攻微有利)
自分が5面展開すると次の面が弱く返ってくることが多かったり、相手が「魔恋の天晶・カルギデンスラ・相承の意思」のような強いムーブをできなくなるので、特に終盤は盤面を強くすることを意識したいです。この理由から、「魔恋の慕情・シイム」超進化の横に「旧き天晶・カルギデンスラ」をくっつけて、相手にきれいな動きをさせないようにする場合があります。

ドラゴン(有利)
相手の「律する《正義》・イランツァ」の前に「旧き天晶・カルギデンスラ」を間に合わせて、こちらから攻めれば楽に勝てます。相手の3PP(ランプ前)や7PP前にこちらの面を作って、ランプや疾走にリスクを付けることが大事です。

ビショップ(有利)
序盤があまり強くないので、序盤に「旧き天晶・カルギデンスラ」を3枚集めて連打するときれいに勝てます。「有翼の獅子像」で序盤に破壊されることがありますが、「ストームブラスト」や「虚偽の術式」で面をきれいに取れると良いです。

ポイント:ウィッチは終盤の盤面勝負、「魔恋の慕情・シイム」超進化の横に「旧き天晶・カルギデンスラ」を添えて相手の動きを縛る。ドラゴンは「律する《正義》・イランツァ」前に「旧き天晶・カルギデンスラ」を間に合わせ、ランプ前に面を作る。ビショップは「旧き天晶・カルギデンスラ」3枚連打が理想。

ナイトメア|ミルティオ&ミッドレンジ(微不利)
とにかく「不屈の鋭刃・バザラガ」がきついですが、バザラガをプレイするときは1面しか触れないので、6PP前に面を作りたいです。

ナイトメア|モード(五分)
相手の「混融の団結者」で負けないように、除去を残しながらきれいに団結者と返し合いつつ攻めれれば勝てます。

ネメシス|AF(微有利)
最速「劣悪の純心・カミシラ」3面を「シイム超進化+虚偽の術式+2コス以下の除去」で全処理できます。こちらの面も重いですが、相手もこちらの「旧き天晶・カルギデンスラ」面が重いです。

ネメシス|破壊(有利)
最速「尽小花・イマリ」で破壊されるのが一番多い負け筋。「魔恋の慕情・シイム」超進化のドレインをケアされるので、「旧き天晶・カルギデンスラ」・「天晶の深淵」の回復を相手の攻めに間に合わせたいです。

ポイント:ナイトメアは「不屈の鋭刃・バザラガ」前(6PP前)に面を作る。ネメシスAFは「劣悪の純心・カミシラ」3面を「シイム超進化+虚偽+2コス以下の除去」で全処理。破壊は最速「尽小花・イマリ」が負け筋、「天晶の深淵」の回復を攻めに間に合わせる。

相性認識

Ysk選手が今大会で感じた、魔手ウィッチ側から見た相性認識をまとめます。苦手なエルフ・ロイヤル・ナイトメアがある一方、ドラゴン・ビショップ・破壊ネメシスには有利。この苦手対面を連携ロイヤルで補うのが2デッキ持ち込みの狙いです。

有利
ドラゴン/ビショップ/破壊ネメシス
微有利
AFネメシス
五分
ウィッチ(後攻微有利)/モードナイトメア
微不利
ロイヤル(微微不利)/ミルティオ・ミッドレンジナイトメア
不利
エルフ

採用候補と入れ替え候補

環境や仮想敵に応じて、次のカードを採用候補・入れ替え候補として挙げています。

採用候補:
「アルケミック・フレア」「アンリーシュ」「魔境の生徒」「ルーン・リチュオル」「アルビオンバハムート」「気高き黒翼・オリヴィエ」

入れ替え候補:
「大遊戯世界」「天晶の魔手」「虚偽の術式」「軍配の偉丈夫」「魔酔の教師」

◆ このリスト最大の狙い ―― 魔手の苦手対面を連携ロイヤルで埋める

①まず「魔手ありき」から考える
Ysk選手の持ち込みは、「魔手が今期一番強いデッキ」という認識が出発点。まず魔手を持ち込むことを前提に、そこから「隣のデッキに何を置くか」を逆算して組み立てています。

②相方は連携ロイヤル ―― 苦手対面への回答
魔手が比較的苦手とするのがエルフ・ロイヤル・ナイトメア(E/R/Ni)。この3タイプに対して五分以上の試合ができるという認識から、相方に連携ロイヤルを選びました。魔手単体では埋めきれない穴を、デッキ選択そのもので補う発想です。

③大会を通しても魔手の感触が一番
実際に大会を戦い抜いたうえでも、2デッキのうち最も手応えが良かったのは魔手だったとのこと。主軸の強さを信じ切り、そこに苦手を補う相方を添える——この一貫した組み立てが、優勝という結果に繋がっています。

カードの切り方とプレイングの指針

このデッキは、対面ごとの処理の徹底と、盤面の作り方が勝敗を分けます。Ysk選手のインタビューから見えてくる指針は、次の三つです。

回復の薄い対面(エルフ・ロイヤル)は、取りこぼさず処理し切る。相手に回復がないぶん、デンスラへの進化1〜1.5回で打点が届くことも多い。処理の徹底がそのまま勝ち筋になる。
「シイム超進化+虚偽の術式+2コス以下の除去」の全処理を覚えておく。ロイヤルのセザール3面も、ネメシスAFのカミシラ3面も、この定型で全処理できる。
相手のキーターン前に、先んじて盤面を作る。ドラゴンのランプ前(3PP/7PP前)、ナイトメアのバザラガ前(6PP前)など、相手の強い動きの前に面を作ってリスクを付ける。

Ysk選手について

ご本人のご厚意で、これまでのプレイヤーとしての歩みについても少しだけお話を伺いました。
Ysk選手はこれまで、ECS宮城プレイオフ進出、愛知シティ優勝、京都シティ優勝、広島シティ準優勝と、各地の大会で着実に結果を残してきた実力者です。今回の第2回Dexel Rising Cup優勝も、これまで積み重ねてきた実績に新たに加わる、大きな一勝となりました。

そんなYsk選手が見据えているのは、さらに大きな舞台です。「大型大会で優勝し、世界大会に出場したい」。そして、「Premiere Seriesに参戦できるだけの実力を証明したい」と、今後の目標を語ってくれました。
各地の大会で結果を積み重ねながら、さらに上を目指し続けるYsk選手。大型大会、世界大会、そしてPSの舞台へ――その目標にどこまで近づいていくのか。これからのYsk選手の挑戦に、Dexelも注目していきます。

これまでの主な実績
  • 第2回 Dexel Rising Cup 優勝
  • 愛知シティートーナメント 優勝
  • 京都シティートーナメント 優勝
  • 広島シティートーナメント 準優勝
  • ECS宮城 プレイオフ進出

引用元