【連載 : プロへの決意】VOL.28 Bene「好きなデッキで勝つ、証明への一年。」新リーグ「Premier Series」への挑戦 ≪独占インタビュー≫

インタビュー
連載:プロへの決意 vol.28
プロへの決意 vol.28 Bene選手

「テンプレ通りではないデッキを使って勝つことが楽しい」――Bene選手が競技を続ける理由は、その一点に集約されます。ランクマッチでは使いづらいデッキを持ち込むことが正当化される競技の場こそ、彼にとって自分らしさを発揮できる舞台なのです。

その胸には、もう一つの想いがあります。「ゲームなんかに時間を使うな」と言われ続けてきた人生を、賞金という結果で見返したい――。昨年9月に競技を始めたばかりの新規勢ながら、仮想敵を想定して構築を磨き上げる緻密さと、好きなデッキを信じる強さを併せ持つ彼が見据えるのは、Premier Series 27-28への挑戦です。連載「プロへの決意」は、型破りな矜持を貫く、Bene選手の言葉をお届けします。

プロフィール
名前
Bene
生年月日
2000年6月5日
出身地
千葉県
特技

救出!おすわりヴェハリヤー(だるま落とし)です。

好きな食べ物

牛タンです。

尊敬する選手

スパ様です。

インタビュー

Q1まずはじめに、Shadowverse: Worlds Beyondを競技として続けている理由を聞かせてください。「勝ちたいから」以外の言葉で表現するとしたら?
Bene選手ランクマッチでは使いづらいデッキを持ち込む事が正当化されるからです。
旧シャではレートが別アプリだったこともあり、ランクマだけをカジュアルにオリジナルデッキで遊んでいました。その時のようにテンプレ通りではないデッキを使って勝つことが楽しいため、競技的に続けています。
また、「お金が貰えるわけでもないのにゲームなんかに時間を使うな」と言われ続けてきた人生だったので、ゲームで賞金をもらって見返してやりたいというのもあります。
Q2デッキ構築についても聞かせてください。単なる「勝率」という数字だけでは語りきれない、ご自身の中でのこだわりや「美学」のようなものはありますか?
Bene選手デッキ構築時には必ず仮想敵を想定して、デッキを作ります。
Tier1のデッキならミラー意識、無理対面がある場合にはそれを覆せるメタカードを入れるなどです。
実際に回しながら構築を最適化していく事を繰り返し、自分の結論に近づけて行く事を大事にしています。
Q3次回の選考に向けて、自分の中で『ここをもっと伸ばしたい』と感じている部分はありますか?
Bene選手CRですね。仕事をしていた時には時間を言い訳にして来たため、最終ビヨンドや上位争いにはあまり参加していませんでした。
今回の選考を通じて、競技を昨年の9月から始めた身のため、そんな覚悟では旧シャからのベテランプレイヤー達にいつまで経っても追いつけないと痛感しました。
言い訳の出来ない状況に追い込んだ今、自分の強さをCRで証明していきます。
Q4競技プレイヤーとして「自分が変わった」と感じた瞬間があれば聞かせてください。負けでも勝ちでも、ゲーム外のことでも構いません。
Bene選手初めての実績を残した神奈川CTの時に変わりました。それまではTier上位のデッキを大会に持ち込んでいたのですが、その時は自信が無かったので半ば諦めて好きなデッキの破壊人形を持ち込みました。しかし、それが上手くハマり勝ち進む事が出来たので、好きなデッキを持ち込んでもいいんだと自信がつき、メタを貼る方向での持ち込みにシフトしていきました。
その結果、最近は予選を通過出来ることが多くなりました。
Q5最後に、ファンの方々へPremier Series 27-28にかける想いを込めてメッセージをお願いします。
Bene選手デッキ構築が面白いと言っていただける事が多く、励みになっています。
自分の強みを伸ばしつつ、有り余る時間でこれからも成長し続けます。
1年後、合宿で全てを一新した最強のBeneをお見せします!

「必ず仮想敵を想定してデッキを作る」――Bene選手の構築には、感覚ではなく明確な論理が通っています。Tier1ならミラーを意識し、無理対面があればそれを覆すメタカードを仕込む。回しながら最適化を繰り返し、自分の結論へと近づけていく。その地道な探究の姿勢が、「デッキ構築が面白い」と評される彼の持ち味を支えているのでしょう。

転機は、初めて実績を残した神奈川CTでした。それまではTier上位のデッキを持ち込んでいた彼が、自信のなさから半ば諦めて好きな破壊人形を握ったところ、それが見事にハマり勝ち進んだ。「好きなデッキを持ち込んでもいいんだ」という自信が、その後のメタを張る構築へと彼を導きました。好きと強さは両立できる――その手応えが、今の彼の土台になっています。

昨年9月に競技を始めたばかりで、旧作からのベテランに追いつくにはまだ遠い。それを誰よりも自覚するからこそ、「言い訳のできない状況に追い込んだ今、CRで強さを証明する」と言い切ります。有り余る時間を武器に成長を続けると誓うBene選手は、Premier Series 27-28の舞台を見据えます。「一年後、全てを一新した最強のBene」を、どうぞ楽しみにしていてください。

実績

  • CT神奈川(β) 準優勝
  • ECS宮城 プレーオフ進出
  • 最終ビヨンド 4回