【連載 : プロへの決意】VOL.26 ふぇぐ「人生を救った一枚、初心への回帰。」新リーグ「Premier Series」への挑戦 ≪独占インタビュー≫

インタビュー
連載:プロへの決意 vol.26
プロへの決意 vol.26 ふぇぐ選手

旧シャドウバースに出会う前は、留年が決まっても親に言えず、現実から目を背けていた――ふぇぐ選手は、自らの原点をそう率直に振り返ります。そんな彼を救ったのが、シャドウバースでした。ファミ通カップで優勝し、人生の岐路を乗り越え、公式番組へも呼ばれるように。「人生を救ってくれたこのゲームを、一生続けていく」――その言葉には、揺るぎない決意が宿っています。

2018年、彼は世界一の座に立ちました。世界王者としての重責に苦しんだ時期を経て、ドラフト落選を機に再び一人のプレイヤーとして初心に戻った今。旧プロリーグ初期から活動を続けるその熱量は、誰にも負けないと言い切ります。連載「プロへの決意」は、栄光と挫折の両方を知る、ふぇぐ選手の言葉をお届けします。

プロフィール
名前
ふぇぐ
生年月日
1994年5月27日
出身地
東京
特技

カードゲームです。

好きな食べ物

しゃぶしゃぶです。

尊敬する選手

まさんです。

インタビュー

Q1まずはじめに、Shadowverse: Worlds Beyondを競技として続けている理由を聞かせてください。「勝ちたいから」以外の言葉で表現するとしたら?
ふぇぐ選手自分は旧シャドウバースをする前は絵に描いたようなクズ大学生で、留年が決まっているのにも関わらず、親にも言えず留年費を払う方法にも目を背けていました。
そんな時に出会ったのがシャドウバースで、ファミ通カップで優勝し400万円を手にし、留年費も払えるようになり、公式番組にも呼ばれるようになりました。
そんな人生を救ってくれたシャドウバースを一生続けていこうと決心しています。
Q2デッキ構築についても聞かせてください。単なる「勝率」という数字だけでは語りきれない、ご自身の中でのこだわりや「美学」のようなものはありますか?
ふぇぐ選手プロリーグはチーム戦なので強いデッキを使う人、メタデッキを使う人様々いると思うのですが、自分の役割の中で最大限に結果を出せる構築というものを持っていこうといつも思っていました。
Q3世界一を獲った経験は、今の競技への向き合い方にどんな影響を与えていますか?
ふぇぐ選手世界一を取った後、2018年は賞金が1億円の大会が他にほぼなかったので注目度が高く、世界王者としての振る舞いに苦戦することもありました。
今はドラフトから落ち、再度一シャドバプレイヤーとして活動していくことの覚悟が決まったので、初心に戻りプレイしています。
Q4競技プレイヤーとして「自分が変わった」と感じた瞬間があれば聞かせてください。負けでも勝ちでも、ゲーム外のことでも構いません。
ふぇぐ選手まずは世界大会で優勝したタイミングです。他の人が自分のことを見ることが多くなったので身が締まりました。
その後はドラフトで選ばれなかった瞬間です。初心に戻ることができ、今の自分には必要なことだったんだなと実感しています。
Q5最後に、ファンの方々へPremier Series 26-27にかける想いを込めてメッセージをお願いします!
ふぇぐ選手旧プロリーグの初期からプロとして活動しているので熱量は誰にも負けません。絶対にプロになります! 応援よろしくお願いします!

「人生を救ってくれたシャドウバースを、一生続けていく」――ふぇぐ選手のこの言葉の重みは、彼の歩んできた道のりを知るほどに深く響きます。現実から目を背けていた大学時代、ファミ通カップ優勝という転機が人生を変え、やがて2018年の世界一へと至った。ゲームが一人の人生を本当に救うことがあるのだと、彼の物語は静かに、けれど確かに教えてくれます。

けれど印象的なのは、栄光だけを語らないことです。世界王者としての振る舞いに苦戦した日々、そしてドラフトで選ばれなかった瞬間――その挫折を「初心に戻ることができ、今の自分に必要なことだった」と受け止める姿には、頂点を知る者ならではの成熟がありました。チーム戦においても「自分の役割の中で最大限結果を出せる構築」を考え続けてきたという言葉に、勝利を個人の手柄としない競技者としての矜持がにじみます。

旧プロリーグの初期から、プロとして走り続けてきた。その熱量を誰にも譲らぬと誓い、ふぇぐ選手は再びプロの座を目指してPremier Series 26-27の舞台へ挑みます。「絶対にプロになります」――栄光と挫折を越えて初心に還った世界王者の挑戦の行方を、どうぞ見届けてください。

実績

  • WorldGrandPrix 2018 優勝