旧シャドウバースに出会う前は、留年が決まっても親に言えず、現実から目を背けていた――ふぇぐ選手は、自らの原点をそう率直に振り返ります。そんな彼を救ったのが、シャドウバースでした。ファミ通カップで優勝し、人生の岐路を乗り越え、公式番組へも呼ばれるように。「人生を救ってくれたこのゲームを、一生続けていく」――その言葉には、揺るぎない決意が宿っています。
2018年、彼は世界一の座に立ちました。世界王者としての重責に苦しんだ時期を経て、ドラフト落選を機に再び一人のプレイヤーとして初心に戻った今。旧プロリーグ初期から活動を続けるその熱量は、誰にも負けないと言い切ります。連載「プロへの決意」は、栄光と挫折の両方を知る、ふぇぐ選手の言葉をお届けします。
インタビュー
そんな時に出会ったのがシャドウバースで、ファミ通カップで優勝し400万円を手にし、留年費も払えるようになり、公式番組にも呼ばれるようになりました。
そんな人生を救ってくれたシャドウバースを一生続けていこうと決心しています。
今はドラフトから落ち、再度一シャドバプレイヤーとして活動していくことの覚悟が決まったので、初心に戻りプレイしています。
その後はドラフトで選ばれなかった瞬間です。初心に戻ることができ、今の自分には必要なことだったんだなと実感しています。
「人生を救ってくれたシャドウバースを、一生続けていく」――ふぇぐ選手のこの言葉の重みは、彼の歩んできた道のりを知るほどに深く響きます。現実から目を背けていた大学時代、ファミ通カップ優勝という転機が人生を変え、やがて2018年の世界一へと至った。ゲームが一人の人生を本当に救うことがあるのだと、彼の物語は静かに、けれど確かに教えてくれます。
けれど印象的なのは、栄光だけを語らないことです。世界王者としての振る舞いに苦戦した日々、そしてドラフトで選ばれなかった瞬間――その挫折を「初心に戻ることができ、今の自分に必要なことだった」と受け止める姿には、頂点を知る者ならではの成熟がありました。チーム戦においても「自分の役割の中で最大限結果を出せる構築」を考え続けてきたという言葉に、勝利を個人の手柄としない競技者としての矜持がにじみます。
旧プロリーグの初期から、プロとして走り続けてきた。その熱量を誰にも譲らぬと誓い、ふぇぐ選手は再びプロの座を目指してPremier Series 26-27の舞台へ挑みます。「絶対にプロになります」――栄光と挫折を越えて初心に還った世界王者の挑戦の行方を、どうぞ見届けてください。
実績
- WorldGrandPrix 2018 優勝
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