【Bo10杯】みみっちハンター選手 vs 天暮遥夕選手 2026/9/12

Bo10杯

賭けるか、粘るか ― 勝負所の見極めが分けた10番

先攻5・後攻5、全10番で対面相性を深掘りするBO10杯。今回はオーナーの 天暮遥夕選手と、ゲストの みみっちハンター選手の一戦。 両者の振り返りからは、要所でリソースを握るか離すか、勝負に出るか粘るか―― 一手の判断が結果を分けた場面が随所に見えてきます。 結果は5勝5敗の五分。前半を天暮遥夕選手が優勢に進めれば、後半はみみっちハンター選手が盛り返すなど、 最後まで決着の読めない一戦となりました。

BO10杯 公式イラスト 天暮遥夕対みみっちハンター
Illustration by 槲寄生之舞/Aelix
両デッキ
ダストデイズエルフ
みみっちハンター日本
エルフCR瞬間1位
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AFネメシス
天暮遥夕中国
SNC2026 Finalベスト8/WGP進出候補
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全10番 リザルト

総合スコア 天暮遥夕 5 ― 5 みみっちハンター 5勝5敗の五分。天暮遥夕選手が第1・3〜5・8戦を、みみっちハンター選手が第2・6・7・9・10戦を制し、最後まで優劣が決しない展開となりました。

番先攻後攻勝者
1天暮遥夕みみっちハンターネメシス
2天暮遥夕みみっちハンターエルフ
3天暮遥夕みみっちハンターネメシス
4天暮遥夕みみっちハンターネメシス
5天暮遥夕みみっちハンターネメシス
6みみっちハンター天暮遥夕エルフ
7みみっちハンター天暮遥夕エルフ
8みみっちハンター天暮遥夕ネメシス
9みみっちハンター天暮遥夕エルフ
10みみっちハンター天暮遥夕エルフ
先攻=塗り/後攻=枠線 A=みみっちハンター(エルフ)勝ち/B=天暮遥夕(ネメシス)勝ち
みみっちハンターさんが選んだ1試合
天暮遥夕(先攻) みみっちハンター(後攻)
みみっちハンター|第1戦・8ターン目

要所で相手にリソースを要求されるプレイングを受けた一戦。特に5ターン目、天暮遥夕選手のアシュレイ&リディアの進化が印象的だったといいます。その後、リソース差が開いた末に8ターン目、思惑通りに手札を使い切らされる形となり、盤面を返せなくなりました。試合後には「自分の4.5ターン目のプレイ次第でなんとかなったかもしれない」とも振り返っていますが、それ以上は「考えても仕方がない」と切り替えていたそうです。

第1戦の盤面
第1戦の盤面 ©Cygames, Inc.

要所でこちらにリソースを要求するプレイングをされ、特に5ターン目のアシュレイ&リディアの進化などで、その後ちゃんとリソース差で負けて、凄く上手な方だと印象に残りました。8ターン目は相手の思惑通りにリソースが尽きて、結果盤面を返せなくなったので印象に残っています。自分の4.5ターン目のプレイ次第でなんとかなったかも、と考えても仕方がないことを考えていました。

― みみっちハンターさん
天暮遥夕さんが選んだ1試合
みみっちハンター(先攻) 天暮遥夕(後攻)
天暮遥夕|第6戦・7ターン目

手札に4コストの「カミシラ」と「ヨグゼンタ」を抱えながらも、超進化権が残り1回という状況。8コストの「スカーレット」には壁を越える能力がなく、次のターンを最終ターンと見るべきか迷ったといいます。最終的には2枚の「アイズエデン」があれば十分に粘れると判断し、その場で一気に勝負を賭ける選択は取りませんでした。しかし結果的にはこの判断が裏目に出てしまったと振り返っています。

第6戦7ターン目の盤面
第6戦・7ターン目の盤面 ©Cygames, Inc.

手札には4コストの「カミシラ」と「ヨグゼンタ」を抱えていましたが、超進化権が残り1回しかありませんでした。さらに8コストの「スカーレット」には壁を越える能力がなく、8ターン目を最終ターンと見るべきか迷いました。ただ2枚の「アイズエデン」があれば十分に粘れると判断し、ここで一気に賭ける選択はしませんでした。結果的にそれが裏目に出てしまいました。

― 天暮遥夕さん
選手紹介
天暮遥夕選手

AFネメシスでSNC2026 Finalベスト8。来週のSNCファイナルでWGP出場権を狙う、世界大会進出候補です。囲碁アマチュア6段の読みの深さを持ち、BO10杯にも常連として参加するSNC界隈屈指の実力者です。

囲碁とシャドウバースをこよなく愛し、シャドウバースのデッキ解説動画や囲碁の指導動画も精力的に制作。アマチュア6段にして囲碁講師も務めています。自身の技術だけでなく、その思考や知識を惜しみなく共有する姿勢が、多くのプレイヤーから支持を集めています。

みみっちハンター選手

エルフでCR瞬間1位を獲得した実力者です。

総括 ― この対面の読み

天暮遥夕選手はこの対面を、相手の「ダストデイズ」の有無で立ち回りが大きく変わるマッチアップだと分析しています。相手が「ダストデイズ」を持たない場合は堅実に立ち回って逆転の芽を潰せば問題ない一方、持っている場合はどこかのターンで思い切って勝負に出なければ打開できないといいます。また「優雅なる虫風花」が少ない構築に対しては「大遊戯世界」を変身させて除去するのが有効で、いかに早く「マガチヨ」を引き出せるかが勝機につながると感じたそうです。第6戦・7ターン目で「粘る」判断を選び、それが裏目に出た経験も、この読みを裏付けるものと言えそうです。

一方のみみっちハンター選手は、この対面を「お互いに隙をつける所があるマッチング」と表現しています。第1戦・8ターン目では、天暮遥夕選手に要所でリソースを要求され続けた末にリソース差が開き、盤面を返せなくなる展開に。試合後には自身の4.5ターン目のプレイを振り返る場面もありましたが、切り替えて次戦に臨んだといいます。結果は5勝5敗の五分。天暮遥夕選手が前半を制すれば、みみっちハンター選手が後半で取り返すなど、最後まで優劣が決しない展開となり、両者の「隙をつける所がある」という評価どおり、一手の判断が勝敗を左右する対面であったことを裏付ける結果になりました。

対戦を終えて ― お相手へひとこと

(遅刻してしまい大変申し訳ありませんでした!)非常に強い相手でした。常に盤面の主導権を握られ、こちらは常に選択を迫られているような感覚でした。苦しい決断を迫られる中、秋だというのに部屋のエアコンを24度に設定してしまうほど集中していました。またぜひ対戦したいです。

― 天暮遥夕さん

この度は対戦ありがとうございました。貴重な体験ができて感謝しています、SNCでのご活躍を応援しています!

― みみっちハンターさん
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