AFの盤面を、ミッドレンジナイトメアは返し切れるか ― AF疾走ネメシスとミッドレンジナイトメアの10番
先攻5・後攻5、全10番で対面相性を深掘りするBO10杯。今回はオーナーの 星幕黯虹選手(AF疾走ネメシス)と、ゲストの かぼさん選手(ミッドレンジナイトメア)の一戦。 AF疾走ネメシスはアーティファクトで盤面を組み立て、継続的にプレッシャーをかけて押し込む。対するミッドレンジナイトメアは フォレストバットの回復で耐えつつ、その盤面をどう返すかで勝機を探る――。 星幕黯虹選手は事前の練習から「この対面はAF側有利」と強く手応えを感じており、 かぼさん選手は「AF側の面をミッドレンジナイトメア側が捌けるかの勝負」と読む。互いの見立てが噛み合った対面になりました。 結果はAF疾走ネメシスが8勝2敗と大きく勝ち越し。ただし両者とも「イマリ」「カミシラ」といったカードがナイトメアのテンポを大きく崩すと口をそろえ、 特定の1枚が試合を左右する、奥行きのある対面になりました。
総合スコア AF疾走ネメシス 8 ― 2 ミッドレンジナイトメア AF疾走ネメシスが8勝2敗と大きく勝ち越し。ミッドレンジナイトメアが奪えたのは第1戦と第7戦の2つのみで、AF疾走ネメシスは第2〜6戦の5連勝と第8〜10戦の3連勝を記録した。星幕黯虹選手は事前から「AF側有利」と手応えを感じており、今回の結果はその認識をはっきりと裏付けるものとなった。ナイトメアに継続的なプレッシャーをかけ続ける展開で、「イマリ」や「カミシラ」がテンポを崩す役割を果たしたと分析している。
| 番 | 先攻 | 後攻 | 勝者 |
|---|---|---|---|
| 1 | 疾走ネメシス | ミッドメア | ミッドメア |
| 2 | 疾走ネメシス | ミッドメア | 疾走ネメシス |
| 3 | 疾走ネメシス | ミッドメア | 疾走ネメシス |
| 4 | 疾走ネメシス | ミッドメア | 疾走ネメシス |
| 5 | 疾走ネメシス | ミッドメア | 疾走ネメシス |
| 6 | ミッドメア | 疾走ネメシス | 疾走ネメシス |
| 7 | ミッドメア | 疾走ネメシス | ミッドメア |
| 8 | ミッドメア | 疾走ネメシス | 疾走ネメシス |
| 9 | ミッドメア | 疾走ネメシス | 疾走ネメシス |
| 10 | ミッドメア | 疾走ネメシス | 疾走ネメシス |
リリムを超進化させ、魅惑で相手の「カミシラ」を返した場面。かぼさん選手によれば、スカーレットやアシュレイを顔に通すためにあえてリスクを負う必要があり、さらに次のターンにマクミランを動かせないことから、この場面でフォレストバットを回収して回復に充てておく必要があった――そうした読みからこの択を選んだといいます。
スカーレットやアシュレイを顔に通すのにリスクを付ける必要があり、かつ次のターンにマクミランが動けないので、ここでフォレストバットを回収して回復に充てておく必要がありました。そういう理由でこの択になりました。
― かぼさん5ターン目、トップで引いた「エース」をプレイし、スロースを進化させて相手に「スロースクレスト」を押し付けた場面。盤面を処理するよりも直接顔にダメージを通す選択で、この一手がその後の展開を大きく有利にし、そのまま勝利へとつながりました。
トップでエースが来た瞬間、迷わずプレイしてスロースを進化させました。その時点で自分の優勢を確信し、盤面を処理するよりも直接顔にダメージを通す選択を取りました。
― 星幕黯虹この対面の焦点は、AF疾走ネメシスがアーティファクトで作り上げる盤面を、ミッドレンジナイトメアが捌き切れるかどうか。星幕黯虹選手はBO10杯への参加が決まってから何度もこの対面を練習し、「AF側有利」と強く感じていたと語ります。ナイトメアに対して継続的にプレッシャーをかけ続ければ、相手は盤面を処理しきれず、そのまま有利を拡大して勝ち切れる――その感触を今回の8勝2敗という結果も裏付けたと振り返り、「イマリ」や「カミシラ」がナイトメアのテンポを崩す役割を果たしたと分析します。それを象徴するのが本人ピックの第3戦。5ターン目、トップで引いたエースからスロースを進化させ、スロースクレストを押し付けて主導権を握りました。
一方のかぼさん選手は、この対面を「AF側の面をミッドレンジナイトメア側が捌けるかの勝負」と見ています。空中打点だけならフォレストバットの回復込みで基本的に受け切れるため、鍵は盤面そのものを返せるかどうかにあると語ります。本人ピックの第1戦では、リリムの超進化と魅惑で相手のカミシラを処理。スカーレットやアシュレイを顔に通すためのリスク、そして次ターンにマクミランが動けないことまで見据えたフォレストバットの回収と、先を読んだ丁寧な組み立てを見せました。方向こそ違えど、両者の読みは「イマリやカミシラといった特定のカードが試合の流れを大きく左右する」という一点で重なります。そこがこの対面の奥行きになっています。
今回のBO10杯では少し運が向いていなかったかもしれませんが、それでもかぼさん選手の実力は非常に高いと感じています。また機会があれば、ぜひ対戦したいと思います。ECS頑張ってください!
― 星幕黯虹完敗でした! また機会があったら対戦させてください。今回はありがとうございました!
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