【融合ネメシス・BEYOND到達】ローウェン・ドラグスピアさん マリガン・立ち回り完全ガイド 【シャドバWB】

ニーゲルヘリア神殺事件

ローウェン・ドラグスピアさんが環境初期にBEYONDに到達した融合ネメシス。ご本人いわく、一言で言うと「圧倒的な再現性と2つの勝ち筋を持つ、蓋型コントロールデッキ」です。序盤は融合によるドローで手札を回しながら相手の盤面を処理し、「人滅の三悪・ランペイジ」を安全に置ける状況を整える。この流れを先攻10ターン目、後攻9ターン目に高い再現性で実現できることが、最大の強みです。

一方で、積極的にリーダーを詰めてくる相手には、OTKにこだわらず、回復と守護で相手のリソースを枯らす戦い方に切り替えられます。対面による有利不利ははっきりしているものの、有利対面の多さと勝率の高さで勝ち切れるデッキで、ご本人は「コントロールデッキの最高峰」と評価しています。使用感やプレイングの感覚については、ご本人から伺った内容をもとに構成しています。

結論|まず押さえたい点
コンセプト
進化権を温存して耐え、「人滅の三悪・ランペイジ」を安全に置いてからOTKを狙う蓋型コントロール。
勝ち筋
ランペイジ設置からのOTKが基本。顔を詰めてくる相手には、回復と守護で息切れを待つ耐久プランに切り替える。
キーカード
「人滅の三悪・ランペイジ」「ディメンションストレンジャー」「決断の交差・アシュレイ&リディア」「弾哭の変貌・アイズエデン」「人滅の紳士」「尽小花・イマリ」
⟷スワイプ・ドラッグでめくる5枚の要点カード
1コンセプト

再現性の高い蓋型コントロール

先攻10ターン目、後攻9ターン目のOTKを高い確率で実現できる。

2マリガン基本方針

執事・ストレンジャー・大遊戯世界

この3枚を最優先でキープ。次いで「人滅の資産家」「アナタの先輩・エース」「愛の天使・エクシアス」の順。

3立ち回りの核

設置前ターンにアイズエデンを超進化

相手の盤面展開を抑え、ランペイジを安全に置くための重要な一手。

4ワンポイント

ストレンジャーとリーサルラインの管理

アミュレットを手札に残し、カウントダウンを調整する。相手の最大打点から逆算して設置ターンを決める。

5もう一つの勝ち筋

不利対面は耐久で息切れを狙う

超進化を「尽小花・イマリ」や「弾哭の変貌・アイズエデン」に2回使い、「人滅の紳士」の回復と守護で相手のリソースを枯らす。

基本的な戦い方

序盤は融合ギミックによる豊富なドローで手札を回し、相手の盤面を処理しながら「ディメンションストレンジャー」をサーチします。この間、黄色の進化権は原則1つしか使いません。できる限り進化権を温存して耐久することが重要です。

そして、ランペイジを設置する前のターンに「弾哭の変貌・アイズエデン」を超進化させ、相手の盤面展開を抑制します。こうしてランペイジを安全に設置することを目指します。

次のターンには、ランペイジによる体力半減、もしくは「決断の交差・アシュレイ&リディア」の7点と「ディメンションストレンジャー」の超進化による5点を組み合わせて、リーサルを狙います。

流れの目安:進化権を温存して耐える → 設置前ターンに「弾哭の変貌・アイズエデン」を超進化 → ランペイジ設置 → 次のターンにリーサル。
◆ もう一つの勝ち筋:耐久して息切れを狙う

流行している兎ビショップや、積極的にリーダーを詰めてくるデッキに対しては、OTKに固執しません。超進化権を「尽小花・イマリ」や「弾哭の変貌・アイズエデン」に2回使い、「人滅の紳士」による回復と守護の展開で相手のリソースを枯らして、息切れを狙う戦い方もできます。

特にアグロやミッドレンジに強いのがこのデッキの特徴です。

マリガン

序盤は融合とアクトを活用して積極的にドローを進め、早い段階でOTKのパーツをそろえつつ、相手の攻撃を受け切るためのカードを探すのが基本方針です。

① 最優先でキープするカード(全対面共通)
「人滅の執事」「ディメンションストレンジャー」「大遊戯世界」
この3枚が見えたら、最優先で手元に残します。
② 次点でキープするカード
「人滅の資産家」「アナタの先輩・エース」「愛の天使・エクシアス」
上から順に優先してキープします。

あわせて、ドローを進めるためのカードも意識してキープします。たとえば「人滅の紳士」や、「愛の天使・エクシアス」と「人滅の三悪・ランペイジ」の組み合わせです。
③ 対面によってキープを変える場合
ウィッチ
「アルビオンバハムート」を出せなければ勝つことが難しいため、「アルビオンバハムート」をキープします。

ドラゴン
序盤から盤面を作り、相手のPPブーストを遅らせるか、進化権を使わせることを重視します。そのため、「アナタの先輩・エース」と「誠心なる尽小花」のセットキープや、2コストフォロワーの複数キープを積極的に行います。

ロイヤル・ナイトメア
展開される盤面に対し、8点の全体ダメージによる処理が必要になるため、「滅びの怪腕」をキープします。融合によってドローを進められるので、序盤の手札回しにも貢献します。

対面ごとの立ち回り

現在流行している「ミッドレンジナイトメア」「証拠ロイヤル」「兎ビショップ」の3対面について、ローウェン・ドラグスピアさんに解説していただきました。相性は個人的な体感によるものです。

相性 8:2(本人の体感)

この対面で最も重要なのは、負け筋を一つずつ消しながら戦うことです。ナイトメアは横展開を得意とするため、「ガロダートVSゼット」による8〜11点や、「デッドプレゼンター・マクミラン」と「ゴースト」による9〜12点のリーサル圏内に入らないように立ち回ります。

序盤は2コストフォロワーをできる限り展開して、進化ターンまでの盤面を凌ぎます。小粒の横展開には「人滅の資産家」で除去を合わせます。また、盤面を除去できる状況でも、あえて除去札を温存し、次のターンにまとめて処理する判断が重要です。特に「滅びの怪腕」を安易に使うと、後続の「傍死のアナテマ・徒姫」を返せなくなったり、不要な進化権を使わされたりします。相手の超進化ターンの直前に盤面を全処理できるように組み立てるのがポイントです。

さらに、ランペイジ設置の前ターンに「弾哭の変貌・アイズエデン」へ超進化を切ることで、相手の返しの強力な盤面展開を抑制できます。これは相手の盤面が空の場合でも有効です。

フィニッシュについては、「決断の交差・アシュレイ&リディア」では守護を2面までしか突破できず、「デッドプレゼンター・マクミラン」や「淵底の大佐」にも弱いため、基本的にはランペイジを2枚使用してリーサルを狙います。

ポイント:「滅びの怪腕」は温存し、相手の超進化ターンの直前に全処理する。フィニッシュはランペイジ2枚が基本。

相性 8:2(本人の体感)

この対面で重要なのは、「安穏の好事家」と「寛厳の音帥・セザール」への回答を確保することです。理想は、「安穏の好事家」に「滅びの怪腕」、「寛厳の音帥・セザール」に「弾哭の変貌・アイズエデン」を合わせる動きです。

序盤に多少ダメージを受けても、終盤まで大きな打点が飛んでこないため、無理に盤面を処理するよりもドローを進め、これらのカードへの回答を準備することを優先します。たとえば「チーキーデザイナー」を進化でしか処理できない場合、あえて進化権を使わずに残し、次のターンに処理する判断も重要です。

また、ランペイジ設置後に「寛厳の音帥・セザール」とロイヤルフォロワーの盤面を作られると、アシュレイ&リディアでもランペイジでも突破できない場合があります。そのため、「滅びの怪腕」を温存しておくことや、「誠心なる尽小花」や「最凶の収容」で盤面を処理し、リーサルを次のターンに先延ばしにする選択肢も考えておきます。

さらに、ランペイジ設置前に「表裏探偵・ノー・ライフ」や「焦がれし炎将・マーズ」による打点を受けないためにも、設置前ターンに「弾哭の変貌・アイズエデン」の超進化を置いておくことが重要です。

ポイント:「安穏の好事家」には「滅びの怪腕」、「寛厳の音帥・セザール」には「弾哭の変貌・アイズエデン」。序盤は処理よりドローと回答の準備を優先する。

相性 4:6(本人の体感)

この対面は基本的に不利で、OTKを狙うのではなく、相手のリソース切れを狙うことが重要です。相手は兎によるハンデスを受けながら攻める必要があるため、相手が息切れするまで回復しながら粘ることを目指します。

基本的には「弾哭の変貌・アイズエデン」に超進化権を2回使い、「誠心なる尽小花」でアミュレットや兎を消しながら、被ダメージを抑えていきます。特に6〜7ターン目には大型の疾走フォロワーによって6〜8点のダメージを受ける可能性があります。「弾哭の変貌・アイズエデン」に最速で超進化を切ったり、「尽小花・イマリ」で盤面を作ったりすることが重要です。

進化権を使い切った後は、「人滅の紳士」による回復を活用し、相手のリソースが尽きるまで耐えます。

勝ちの目安:相手の手札が0枚で、こちらの体力が9点以上残っていれば勝ちになる。

自由枠と不採用カード

◆ 自由枠・入れ替え候補

「ドールズシアター」
アミュレットであり、序盤の処理とランペイジ設置ターンの除去に使います。ただし、ナイトメアやエルフの数に応じて減らしてもよいカードです。

「アナタの先輩・エース」
手札を減らさずに盤面を作れる点を評価して採用しています。必須カードではないため、入れ替え候補になります。

◆ あえて不採用にしたカード

「バベロンシティ」
予約回復で、相手のリーサルを1ターンずらすためのカードです。最速でランペイジを設置するタイミングで回復できる唯一のカードで、耐久が求められる対面では有効です。現状は不採用ですが、兎ビショップや積極的に顔を詰めてくるデッキが増えれば、採用が必要になると考えているそうです。

「ストリートラン」
除去、ドロー、余ったPPの活用という点で非常に優秀で、本来なら採用したい1枚です。それでも不採用にしているのは、「尽小花・イマリ」のサーチ先を絞ることを非常に重視しているためです。

「尽小花・イマリ」は、2枚目の「ディメンションストレンジャー」など不要なカードを処理して手札を整理しつつ、序盤は融合スペルをサーチしてドローを進め、手札事故の解消にも貢献します。中盤以降も、「滅びの怪腕」による盤面除去、「最凶の収容」による回復、「誠心なる尽小花」による相手の重要カードの変身など、状況に応じた柔軟な対応が可能です。

「ストリートラン」を入れると、このサーチ先がぶれて、必要なカードへのアクセスが不安定になります。カード自体の性能は高く評価しつつも、デッキ全体の安定性と再現性を優先した判断です。

ワンポイントと気持ちいい瞬間

特に重要なのは、「ディメンションストレンジャー」の管理と、相手のリーサルラインの把握です。

このデッキは、ランペイジ設置後に「ディメンションストレンジャー」を出す必要があります。そのため、手札にアミュレットを残しておくことや、カウントダウンのタイミングを調整することが重要です。ランペイジ設置前のターンに、あえてストレンジャーを自壊させる判断が必要になることもあります。また、相手が消滅や変身を持っている場合は、処理されるリスクを避けるため、ストレンジャーを盤面に残さないことも大切です。

そして、ランペイジを設置しなければ基本的に勝てないデッキなので、相手のリーサルラインを常に把握しておく必要があります。各対面が最大何点の打点を出せるのかを理解し、どこまでダメージを許容できるのか、どのタイミングなら安全にランペイジを設置できるのかを逆算してプレイすることが、勝率を高めるうえで非常に重要です。

判断の目安:設置前に「アミュレットは手札に残っているか」「ストレンジャーは消滅・変身で処理されないか」「相手の最大打点を受けても耐えられるか」の3点を確認する。

回していて一番気持ちいい瞬間は、「ディメンションストレンジャー」を超進化させる瞬間だそうです。リーサルターンにはストレンジャーの超進化がほぼ必須になるため、その美しいイラストと演出を眺めながら、勝利を確信して試合を締めくくれる。それがこのデッキで最も爽快な瞬間だと話してくれました。

引用元

ローウェン・ドラグスピアさんご本人のポスト:
https://x.com/JwRciFLo2EPtV0O/status/2116836799607873950