あきさんが環境初期にBEYONDに到達した連携証拠ロイヤル。ご本人いわく、一言で言うと「コンシードミッドレンジ」です。リソースが切れにくく、ゲームが長引くほどカード1枚あたりのバリューが上がっていく。相手が先に息切れし、投了に追い込まれていくイメージのデッキです。
その土台になっているのが、第10弾「ニーゲルヘリア神殺事件」で追加された新能力「証拠」です。証拠のアクトで手札を補充しながら、「安穏の好事家」などを強化していけるのがこのデッキの強みです。
一方で、前の環境の連携ロイヤルとの一番の違いは、証拠のアクトを回すターンの扱いです。アクトを回すターンは、盤面の主導権を一度相手に渡すターンになります。だからこそ、どのターンにアクトを回し、どのターンに盤面を取り返すか。そのメリハリがこのデッキの腕の見せどころです。使用感やプレイングの感覚については、ご本人から伺った内容をもとに構成しています。
コンシードミッドレンジ
リソースが切れず、ゲームが伸びるほどバリューが上がる。
序盤の2コストを単体でキープ
「無垢なる新聞売り」「旧き天剣・イドメタ」「聴略の諜報兵」「チーキーデザイナー」「理想郷・ニーゲルヘリア」「ノー・ライフの問答」は単キープ。証拠に絡むカードはセットで。
アクトのターンにメリハリを
アクトを回すターンは盤面を相手に渡すターン。進化権を温存できるときや、相手がしゃがむターンに合わせる。
バフ先とターンを意識する
手札にバフ先があるか、スタッツの入れ替えが適正ターンに噛み合うかを常に確認する。
流行に合わせて枠を調整
盤面デッキが多ければ「静粛齎す抜刀」「武力と治安・ナハト・ナハト&ヴィンセント」、殴るデッキが多ければ「理想郷・ニーゲルヘリア」と3枚目の「凄烈の剣王・ロードノエル四世」。
マリガン
序盤の2コストを単体で探しつつ、証拠に絡むカードは組み合わせがそろうかどうかでキープを判断するのが基本方針です。
「チーキーデザイナー」「理想郷・ニーゲルヘリア」「ノー・ライフの問答」
どれも1枚で序盤の動きが作れるカードです。見えたらそのまま手元に残します。
ドラゴン、ウィッチ、ビショップなど有効な対面には、先攻なら単体でキープします。後攻では証拠カードと合わせて緩めにキープします。
「安穏の好事家」「表裏探偵・ノー・ライフ」
どちらも証拠カードとセットでキープします。「安穏の好事家」は緩めに、「表裏探偵・ノー・ライフ」は刺さる対面に限ってキープします。
「凄烈の剣王・ロードノエル四世」を手札の3枚目くらいとしてキープします。
海賊ロイヤル
「寛厳の音帥・セザール」を手札の3枚目くらいとしてキープします。
対面ごとの立ち回り
あきさんが特に意識している対面として挙げたのは、兎ビショップ、ミラー、海賊ロイヤル、融合ネメシスの4つです。
「天命の弾丸・バニー&バロン」が並んだ盤面では、「希望の光彩・リテュエル」をケアした動きを意識します。終盤は「安穏の好事家」や「チーキーデザイナー」の2/5のスタッツを盤面に残しておくのがポイントです。兎の自壊をケアしつつ、ドレインの当て先にもなります。
相手より先に「安穏の好事家」を進化で置き、必殺を付与しておくことで、相手の「安穏の好事家」をケアします。
「安穏の好事家」から「寛厳の音帥・セザール」へつなぎ、盤面を押し付けて相手の動きに蓋をします。マリガンで「寛厳の音帥・セザール」を意識してキープするのも、この流れを作るためです。
「焦がれし炎将・マーズ」から「表裏探偵・ノー・ライフ」へと打点を2つに分けることで、相手の「人滅の三悪・ランペイジ」を牽制し、超進化を使い切らせます。その後も「統音のアナテマ・ギルダリア」で、相手をリーサル圏内に入れ続けるのが狙いです。
自由枠の考え方
2コストの枠は、どのカードにも利点があるため入れ替えが可能だそうです。ご本人が挙げた各カードの長所は次のとおりです。
「無音の包囲」
「寛厳の音帥・セザール」との相性がよいカードです。
「旧き天剣・イドメタ」
ミッドレンジナイトメアや兎ビショップの序盤に強く出られます。
「聴略の諜報兵」
連携の効率、序盤の「チーキーデザイナー」とのトレード性能、進化の振り先になれる点が長所です。
盤面で戦うデッキが多いとき:「静粛齎す抜刀」「武力と治安・ナハト・ナハト&ヴィンセント」
ミラー、ミッドレンジナイトメア、ダストデイズエルフなど、盤面を取り合うデッキの流行に応じて採用を検討します。
殴ってくるデッキが多いとき:「理想郷・ニーゲルヘリア」、3枚目の「凄烈の剣王・ロードノエル四世」
兎ビショップやテンポエルフなど、序盤から攻めてくるデッキの流行に応じて採用を検討します。
ワンポイントと気持ちいい瞬間
証拠のアクトを回すときは、手札にバフ先があるかを常に確認します。バフ先がないままアクトを大きく回すと、失ったテンポを取り返しきれるか怪しくなるためです。あわせて、バフによるスタッツの入れ替えが適正なターンに噛み合うかも意識します。たとえば6ターン目に「安穏の好事家」のスタッツを上げ、そのまま「寛厳の音帥・セザール」へつなげる動きです。
また、「ノー・ライフの問答」などでアクトを回すターンは、前の環境の連携ロイヤルとは違い、盤面の主導権を相手に渡すターンになります。進化権を温存できるタイミングや、相手がしゃがむターンに合わせて、メリハリをつけてプレイするのが大切だそうです。
回していて一番気持ちいい瞬間は、大きく育った「表裏探偵・ノー・ライフ」でドレインするか、そのままリーサルを取るときだと話してくれました。
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