【シャドバWB】
進化テンポエルフ テンプレート構築40枚
初心者・中級者向け完全ガイド
デッキ選びも、回し方も。「1」から一緒に始める完全デッキガイド企画 Dexel Canvas。
今回取り上げるのは、『クロニクル・オブ・デスティニー』環境の進化テンポエルフです。
わかりやすい強ムーブを軸にしつつ、進化要素を絡めて長いゲームまで見据えられる。決まったときのパワーと、盤面の作り方の奥深さが魅力のデッキです。
「進化テンポエルフを組みたいけど、どのリストを真似すればいいか分からない」
「このデッキ、やることが多くて難しいなあ……」
そんなお悩みを持つあなたへ向けたガイドになっています。
本記事は、≪クロニクル・オブ・デスティニー≫前半に最終6BEYONDを達成したnicoさんへの取材をもとに、Dexelメンバーが構成しています。
構築|進化テンポエルフ テンプレート40枚
この型を「テンプレ」とした理由
現環境のエルフは、大まかに純テンポと進化テンポの2タイプに分かれています。テンプレの基準は、より多くのプレイヤーが安定して勝ちやすいリストに置きました。
純テンポは「虫風花・ミロク」や「水鏡の信頼」など特定カードへの依存度が高く、勝率が安定しづらいのに対し、進化テンポは息の長いゲームまで対応できます。この安定性を評価し、進化テンポ型をテンプレートとしています。もちろん、流行に応じてリストを使い分けていただけるのが理想です。
純テンポとの違い
純テンポは攻撃力が高く、押し込む力に長けた尖った構築です。一方この進化テンポ型は、「オルテニア」や「サンダルフォン」を絡めることで、長いゲームまで戦い抜けるのが強みです。
「まずは幅広い展開に対応できるリストから始めたい」という初心者・中級者の方には、対応力の高いこちらをおすすめしています。
このデッキをTier2としている理由(課題点)は、「虫風花・ミロク」への依存度が高く、安定性に欠ける点にあります。
ミロクを引けたときのパワーは非常に高いのですが、そのぶん引けなかったときのブレが大きいデッキです。逆に言えば、ミロクを軸にした強ムーブが通れば、どの対面にも勝ち筋を持てるデッキです。
採用理由|なぜ3枚?なぜ2枚?
テンプレを崩して負けやすくなる最大の原因は、3枚採用の理由を知らずに枚数を減らすことです。
「絶対に減らしてはいけない枠」と「抑えている枠」の理由を明記します。
確定枠絶対に枚数を減らしてはいけないカード
- 「虫風花・ミロク」×3:このデッキの核となるカードです。自身の進化時効果でPPを回復し、「水鏡の信頼」や「優しき読心者・ミツェル」と同一ターンでくっつける動きが強力です。減らす選択肢はありません。
- 「水鏡の信頼」×3:このデッキで一番やりたい動きが、水鏡の信頼を絡めた中盤の盤面で押し込む動きです。勝ち筋の中心なので、確実に引き込みたい枠です。
- 「エターナルクリスタリア・ティア」×3:「水鏡の信頼」から出てくる中で、基本的に一番強いフォロワーです。バフした際に加わる「イヴ」が強力で、自身のエンハンス効果も強力なため、質の高い盤面を作れます。
2枚以下に抑えているカード
- 「優しき読心者・ミツェル」×2:強力なカードではありますが、強く使える状況が少し限られる点、そして低コスト帯に枠を割きたい都合から2枚採用に留めています。
あえて不採用にしたカード
「暗黒次元」の採用が減ったため、「慈愛の天槍」→「シトラス」としています。
とはいえ、不採用にしているカードも何かしら役割を持てるカードばかりです。自分で使ってみて感触の良かったカードを、そのまま採用して構いません。
→ 入れ替え候補・代用案はセクション05(自由枠)で紹介しています。
自由枠はセクション05を参照してください。
マリガン(引き直し)基準
全対面共通のキープ基準
このデッキのマリガンは、序盤の低コストフォロワーを引きにいくこと以上に、わかりやすい強ムーブである「水鏡の信頼」に重きを置くのが基本方針です。
低コストを並べてテンポを取るより、ミロク+水鏡の信頼という軸を最初から作りにいくほうが、このデッキの出力を最大化しやすいためです。
先攻・後攻でキープを変える札
先攻時は4ターン目クルル → 5ターン目「水鏡の信頼」の流れが強力なため、キープします。
後攻時は4ターン目にEXPPを使って「導きの船頭」 → 5ターン目「水鏡の信頼」の流れが強力なため、キープします。
対面別のマリガン例外
2コストフォロワーと「シトラス」をキープします。相手の「竜の掲示」にリスクをつけたいため、序盤から盤面に触れる札を優先します。
立ち回り|基本のゲームプラン
序盤(1〜3ターン)
基本はフォロワーを展開しつつ、「虫風花・ミロク」を温存できるかどうかを判断していきます。
ポイントは、フェアリーを1枚抱えておくことです。フェアリーを持っておけると、5ターン目の「ミロク進化+水鏡の信頼」にくっつけられるため、無闇にフェアリーを使い切らないよう意識しましょう。序盤の1手が、中盤の強ムーブの質に直結します。
中盤(4〜6ターン)
「水鏡の信頼」「導きの船頭」「優しき読心者・ミツェル」といった強力な札が動き出すターンです。ここは複数枚を持っているときの使用順を丁寧に考える必要があります。
- 使用順の判断:「水鏡の信頼」「導きの船頭」「ミツェル」を複数持っている場合、どの順番で使うのが一番強いかを考えます。
- 後攻時のEXPP:後攻では、EXPPを「水鏡の信頼」と「ミツェル」のどちらに使うかを判断します。
盤面の状況と手札を見て、この使い分けを正確に行うことが中盤を制するポイントです。
通常進化権は「虫風花・ミロク」や「導きの船頭」に使って盤面形成に回すのが基本です。押している展開なら、顔進化も選択肢になります。
一方超進化権は「ユエル&ソシエ」「導きの船頭」「クルル」「オルテニア」など振り先の選択肢が多く、価値が非常に高いため、慎重に使いましょう。
終盤(7ターン〜)
- 押し切れる展開(リーサルプラン):相手のライフや盤面を見て押し切れそうなら、進化権をガンガン振り、疾走も絡めてリーサルを狙います。
- 押し切れない展開(長期戦プラン):そうでない場合は、「オルテニア」や「ユエル&ソシエ」で進化回数を稼ぐプランに移行します。
その試合が詰めにいく展開なのか、粘る展開なのかを見極めて、2つのプランを切り替えていきましょう。
代表的なリーサルパターン
- 「クピタン」:3点(解放奥義)
- 「サンダルフォン」:10点(解放奥義)
わかりやすいのは、「クピタン」3点+「サンダルフォン」10点=13点の形です(どちらも解放奥義)。この打点ラインを頭に入れておくと、終盤に「あと何点で届くか」の逆算がしやすくなります。
中級者が上位帯で勝てなくなる典型的なミス
ズバリ、進化権の雑吐きです。
進化権を切る前に、自分の手札に「進化権を切りたいフォロワー」がどれだけいるか、そしてその進化権を今使うことに本当に意味があるのかを考える習慣をつけましょう。
特に注意したいのが、「ユエル&ソシエ」に超進化を使うと、「オルテニア」の超進化ができなくなる点です。
超進化権は振り先が多く価値が高いぶん、「この盤面で本当にここへ切るべきか」を一手ずつ立ち止まって考えることが、上位帯での勝率に直結します。
自由枠|入れ替え候補と代用カード
テンプレは環境全体を広く見た「平均解」です。以下の自由枠はランク帯や好みに合わせて崩して構いません。
「賢慮の狸」の枠は、好みやランク帯に合わせて入れ替えて構いません。
候補:「ルリア」「虫風花の飛翔」など。
ドラゴン・ウィッチが多い場合:「虫風花の飛翔」「クピタン」→「シトラス」に寄せる調整が有効です。
高レアカードは、以下で代用が可能です。
- 「ユエル&ソシエ」→「慈育の森人」
相性|有利・不利対面 早見表
相性は目安です。評価はnicoさん本人の体感によるものです。
相手がランプ(PPブースト)する隙につけ込んで、序盤から積極的に攻めていきます。
「プロミネンスロア」や「喧伝の竜人」などの処理札を常に意識した盤面づくりを心がけましょう。特に相手の「ガルミーユ」がかなり強力なので、ガルミーユでは返らない盤面を意識して並べると勝ちやすいです。
序盤の盤面では有利を取られてしまうことが多い相手です。「クルル」や「導きの船頭」で切り返して、「オルテニア」ゲームを目指すと勝ちやすくなります。
相手の「バニー&バロン」進化で加わる「デスペラードショット」に注意しましょう。また、お互いに進化権の価値が高い対面なので、自分の進化権を温存し、相手に進化権を切らせる動きが有効です。
魔手側は序盤の処理力が弱いため、序盤からフォロワーをしっかり並べて、積極的にライフを詰めていきます。
相手は処理を「偉丈夫」に頼っているので、一気に盤面を作るより、2・3ターンに分けて分割で盤面を作るほうが良い場合もあります。また「クルル」の超進化が強力で、特に「シイム」超進化の直後に直撃させると相手の動きを制限できます。
相手が信仰10を貯めるまでに勝ち切りたい対面です。
「叫喚と憎悪」「枯渇の点眼」「肯定者」「祈祷者」など、相手の処理札の除去範囲を考えた盤面づくりを意識しましょう。除去しきれない形を作ることが鍵になります。
「ソフィーナ」や「リテュエル」が強力で、序盤の盤面で勝ち切ることは難しい相手です。長いゲームをする前提でプレイしましょう。
「ベルディリア&カステル」を「オルテニア」で返し、横展開を継続して「オリヴィエ」を置きづらい展開を目指すと、意外と勝てる対面です。
相手の「イマリ」や「愚劣の兵器」のアクセラレートに注意します。
AFネメシスには回復できるカードがほぼないため、手札の打点を計算して、時には盤面より顔を殴るほうが良い場面があります。ライフレースを意識してプレイしましょう。
かなり苦しいマッチです。こちらの「セタス&メイシア」が「アクシア」によって顔に行けないことが多く、そもそも「アクシア」がかなり重い相手です。回復がないため、一度でもアクシアに超進化を切られると、それだけで疾走や2回目のアクシアを割り切らされることになります。
アクシアが超進化するターンは、基本的に複数フォロワーを処理するのが難しくなります。そのため継続的に横展開を続けて、アクシアが超進化しづらい盤面を作ることを目指しましょう。
強み・弱み|このデッキを使うべき人
- 強いムーブが分かりやすい
- 決まればどの対面にも勝てる可能性がある
- 対面ごとに盤面の作り方が違い、奥深い
- 「虫風花・ミロク」への依存度が高く、安定しない
- 進化要素でゲームプランが増え、プランの切り替えが難しい
どこまでミロクを温存するかの判断、潜伏フォロワーの顔を出すタイミング、進化権の使い方など、細かいプレイングが求められるデッキです。
様々な小技があり、対面ごとに強い盤面の作り方も違うため、知識で勝ちたい人におすすめ
- 勧められる点:強いムーブが分かりやすく、それが決まればどの対面にも勝てる可能性がある点です。
- 勧めにくい点:どうしても「虫風花・ミロク」への依存度が高く、安定しない点です。また、進化要素を入れるとゲームプランが増えるため、プランを切り替えるのが難しい点も挙げられます。
様々な小技があり、対面ごとに強い盤面の作り方も違うので、知識で勝ちたい人におすすめのデッキです。細かいプレイングを詰めていくのが好きな方は、ぜひ触ってみてください。
よくある質問
#教えてDexel とXでポストいただくと、メンバーがお答えして追記します。ぜひご活用ください!
Q. どのランク帯まで通用しますか?
Q. 後攻時、EXPPを使うターンは何ターン目が多いですか?
- 最新版|シャドバWB Tier表 — 環境全体の勢力図をチェック
- テンポ進化エルフ デッキインタビューを読む — CR上位プレイヤー本人によるインタビュー・攻略ガイド
他のDexel Canvasはこちら
Dexel Canvasデッキ一覧を見る →