【シャドバWB環境】群雄割拠を制す〈ランプドラゴン〉|最新Tier表とRAGE展望 ─ メタゲームウォッチング Vol.1

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メタゲームウォッチングVol.1|Dexel

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メタゲームウォッチングVol.1

2026年7月中旬

大ナイトメア時代、ついに終焉。時代は群雄割拠の環境へ。

クロニクル・オブ・ディスティニー キービジュアル

第6弾カードパック「アポカリプス・パクト」のリリースから約4か月に渡って環境トップの座に君臨し続けたナイトメアでしたが、《怨恨の栽培者》《カースパーティー》など、主要カード群のスタン落ちの影響は大きく、絶対的王者としての座を退くこととなりました。

続いて、6月末にリリースされた第8弾カードパック「クロニクル・オブ・ディスティニー」は、前作「Shadowverse」から今作「Shadowverse:Worlds Beyond」への世代交代をテーマとしており、前作で登場したキャラやカードたちが強力な効果を持って収録されています。全体的にカードパワーが高く、特定のクラスに強力なカードが固まって収録されていないため、どのクラスも十分に戦えるようになっています。その結果、環境はまさしく群雄割拠の時代となりました。

環境の中心は、〈ランプドラゴン〉。

群雄割拠の環境といえど、当然環境の中心となるデッキが存在します。現段階では、〈ランプドラゴン〉が今環境の王として君臨しています。

豊富なPPブースト札と強力な打点札で相手を圧殺することを得意としており、他のクラス視点で非常に対策しにくいのがポイントです。新カード《金銀絢爛・リュミオール&アルジャンテ》の登場により、これまで以上に早く、高コストカードを押しつけることが出来るようになったため、その理不尽さも一際目立っています。

その〈ランプドラゴン〉を中心に、現環境は下記のような構図になっています。

現環境の3すくみ構図(A群・B群・C群)

〈ランプドラゴン〉をはじめとする『ソリティア・コントロール殺し群(A群)』〈テンポエルフ〉をはじめとする『ミッドレンジ群(B群)』、そして〈進化ビショップ〉(C群)です。

図の通り、AはCに強く、CはBに強く、BはAに強い。綺麗な3すくみの構図です。(ただし、〈破壊ネメシス〉に限っては、B群にもある程度戦えます)

〈ランプドラゴン〉は、環境内において有利に立ち回れる対面がさほど多くないにも関わらず、その圧倒的パワーによって微不利・不利対面をも覆すことが出来ます。また、構築が人によってかなりばらけているため(《プロミネンスロア》《笑顔の調理・キミカ》《断頭の天刀》など)、対戦相手視点でケアのしようがない場合も多々あります。間違いなく現環境を定義しているデッキであり、このデッキを中心として環境が回っています。

続いてTier1に位置するのは、〈魔手ウィッチ〉です。《ストームブラスト》のスタン落ちにより長らく環境で見なくなっていたデッキですが、《ストームブラスト》の再録と同時に、新カード《相承の意思》が非常に強力で、すべてのモード効果がデッキと噛み合っています。

最近は、新カード《バベロンシティ》を搭載したリストが多く見受けられます。1コスト2点除去札として気軽に使えるだけでなく、対面ごとに不要なカードを捨てることで手札を整えていく上での一助になる点も優秀です。明確な不利対面が〈テンポエルフ〉しか存在せず、同じA群内で直接対決となった際にも勝ち越せる点で評価できます。

そして、これら2デッキと肩を並べているのが〈テンポエルフ〉です。序盤から盤面を作り続けて猛攻を仕掛けるだけでなく、超進化ターン以降の《慈愛の凜華・オルテニア》による持ち物検査も非常に強力です。処理漏れが発生すると、《エターナルクリスタリア・ティア》《水鏡の信頼》によるバフ+追加面展開でイージーウィンが見込める点も、他クラスにとって厄介な一面でしょう。

〈テンポエルフ〉は、同じB群内の他のデッキ(ロイヤルやナイトメア)と比較して、A群のデッキにめっぽう強いです。同じB群内の《連携ロイヤル》には多少不利がつくとはいえ、環境全体での立ち位置は良く、暫定Tier1の一角を担うことが出来ています。

ただし、ここ最近の評価では、〈ランプドラゴン〉〈魔手ウィッチ〉がTier1、〈テンポエルフ〉〈連携ロイヤル〉がTier1.5なのではないかという認識がプレイヤー間でも広まりつつあります。実際、Dexelチーム内でも同様の意見が出ており、今後サイト内Tier表にて「Tier1.5」の項目の作成を検討しています。

現在のTier表では〈連携ロイヤル〉は、「限りなくTier1に近いTier2」という認識でTier2の最上位に設定されています。明確な不利対面がビショップしか存在せず、幅広い対面に五分以上を主張できる上、構築にばらつきがある関係で、対面がどうしてもケアできないカード(《ケンタウロスの騎士》など)を搭載しやすいです。プレイの幅はどちらかというと広くないですが、構築段階でアドバンテージを取りに行くのが主体のデッキであるため、今後もプレイヤーごとに特徴的なデッキリストが開拓されていくことでしょう。

以降の環境は、これらのデッキを中心に変化していくことでしょう。いずれのクラスも強力なデッキコンセプトを手に入れているため、今後の開拓次第では環境がガラッと変わる可能性も否めません。

今後の注目デッキ:〈テンポエルフ〉

上位デッキの中でも、〈テンポエルフ〉は今弾から登場した新デッキタイプであり、構築・プレイ共に開拓され切っていない部分があります。型も「テンポ進化」や「潜伏テンポ」など様々です。最近は《慈愛の凜華・オルテニア》の採用が主流となってきた中で、《賢慮の狸》《ヘレティックハーミット・シトラス》《慈育の森人》などプレイヤー間で採用されているカードが大きく異なっており、いわゆる「テンプレリスト」がまだ定まっていません。

現段階で環境での立ち位置が非常に良く、上記の通りまだまだ伸びしろがあるため、注目していきたいデッキの一つと言えるでしょう。

RAGEに向けて、2デッキBO1をどうするか

RAGE Shadowverse Japan Championship 2026 Season2 DAY1

来たる7月19日・20日に、いよいよ「RAGE Shadowverse Japan Championship 2026 Season2」が開催されます。ルールは予選が2デッキBO1、プレーオフ以降が2デッキBO3です。

2デッキBO1の持ち込みデッキの決め方は様々ですが、基本的な持ち込み方は2通りです。

  • 1デッキ1全投げ構成(デッキ2は、デッキ1の不利対面を弾けるものを選択)
  • 2役割構成(相手のデッキ構成を見てから、デッキ1・デッキ2のどちらを投げるか決める)

現環境において、例えば①のパターンであれば、〈ランプドラゴン〉+アグロメタの持ち込みは一つの選択肢です。②のパターンであれば、〈魔手ウィッチ〉〈進化ビショップ〉も持ち込みの一つでしょう。

このまま群雄割拠の環境が続くようであれば、①のパターンで構成を考えるのがオススメです。基本的に、遭遇しうる環境デッキの種類が多い環境では、自分が自信のあるデッキを1つ決め、それをほぼ全ての試合で投げる前提の構成にすることで、快適に試合をこなしていくことが出来ます。

世界大会への切符を手にするのは誰になるのか、非常に楽しみです。

「Shadowverse Premier Series 26-27」がついに開幕。

Shadowverse Premier Series 26-27キービジュアル

7月11日よりいよいよ開幕した「Shadowverse Premier Series 26-27」。

数々の実力派プレイヤーが持てる力を振り絞って競い合う本シリーズは、試合そのものが面白いのはもちろん、各チームの持ち込みデッキや試合内容がゲーム環境に大きな影響をもたらす可能性が高い点でも多くのプレイヤーが楽しみにしていることでしょう。

Premier Seriesが初出となる新デッキも現れるかもしれませんし、Premier Seriesを機に環境が激変するかもしれません。

また、ルール上全てのクラスのデッキを登録する必要があり、ナイトメアやネメシスなどの複数デッキタイプが活躍するクラスに関しては、チーム間で採択したデッキタイプが分かれる可能性が高いです。実際、7月11日・12日に開催された第1節では、8チーム中6チームが〈モードナイトメア〉、8チーム中5チームが〈AFネメシス〉を採択しており、PS選手のこの持ち込みに驚いた方々も多いのではないでしょうか。

続く第3節でも、PS選手たちがどのようなデッキを持ち込むのか、注目していきたいです。

終わりに

Dexel初の試みとして、ゲーム内環境にフォーカスした記事を作成してみましたが、いかがだったでしょうか。

本記事が、少しでも多くのプレイヤーにとって環境の理解を深める上での一助になっていれば幸いです。

では、また次回のメタゲームウォッチングでお会いしましょう。

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